人生楽しく(知識と知恵と副業)

いろいろ書いてみます。某企業のシステム部のアラフィフのおじさんです。

応用情報技術者試験 問題㉝

Q:JIS Q 27000:2014(情報セキュリティマネジメントシステム用語)における"リスクレベル"の定義は。
A:結果とその起こりやすさの組合せとして表現される,リスクの大きさ
[参 平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問41]

Q:リスク源
A:リスクの根本原因のこと。

Q:直接原因と根本原因
A:直接原因は、課題の浅い原因のこと。根本原因は、課題の本質的な原因で、直接原因が発生した原因のこと。

Q:リスクコントロール
A:主に「リスク回避」と「リスク低減」のことを言い、情報損失を未然に防ぐための対策のこと。

Q:IS Q 31000:2010(リスクマネジメント-原則及び指針)における,残留リスクの定義は

A:リスク対応後に残るリスク
[参 平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問41]

Q:投機的リスク
A:損失と利益の両方をもたらす可能性のあるリスクのこと。

Q:純粋リスク
A:損失のみをもたらすリスクのこと。

Q:リスク活用
A:利益をもたらすリスクへの対策で、リスクが発生しやすいようにすること。

Q:リスク共有
A:利益をもたらすリスクへの対策で、同じリスクを他の場合でも発生するようにすること。

Q:リスク強化
A:利益をもたらすリスクへの対策で、リスク発生時の影響(利益)が大きくなるようにすること。

Q:リスク受容(リスク保有
A:何も対策せず、現在の状態を維持させること。

Q:リスク回避
A:損失をもたらすリスクへの対策で、リスクの発生要因を取り除くこと。

Q:リスク軽減(リスク低減)
A:損失をもたらすリスクへの対策で、リスク発生時の被害が少なくなるようにすること。

Q:リスク転嫁
A:損失をもたらすリスクへの対策で、リスク発生時の責任を他者に移すこと。

Q:情報システムに識別コード及びパスワードによるアクセスコントロール機能を組み込むことによって,コントロール可能なリスクは。
A:ファイル,データ内容の改ざん
[参 平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問60]

Q:ISP"A"管理下のネットワークから別のISP"B"管理下の宛先へSMTPで電子メールを送信する。電子メール送信者がSMTPAUTHを利用していない場合,スパムメール対策OP25Bによって遮断される電子メールは。
A:ISP"A"管理下の動的IPアドレスからISP"A"のメールサーバを経由せずに直接送信された電子メール
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問37]

Q:プロセス中心設計
A:手作業で行なっていた業務を、そのままシステム化するもので、業務手続きに沿った設計となる。組織や業務手続きが変化した場合には、システムの構成等も大きく変更しなければならない。

[参考:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問44]

 

Q:スパムメール対策として,サブミッションポート(ポート番号587)を導入する目的はどれか。
A:SMTP-AUTHを使用して,メール送信者を認証する。

Q:SMTP-AUTHにおける認証の動作。
A:SMTPサーバは,クライアントがアクセスしてきた場合に利用者認証を行い,認証が成功したとき電子メールを受け付ける。

[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問37]

 

Q:受信した電子メールの送信元ドメインが詐称されていないことを検証する仕組みであるSPF(Sender Policy Framework)の特徴はどれか。
A:受信側のメールサーバが,受信メールの送信元IPアドレスと,送信元ドメインDNSに登録されているメールサーバのIPアドレスとを照合する。

[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問43]


Q:システム要件定義

A:システム化の目標と範囲、機能、品質、操作手順などをシステム戦略との整合性と照らし合わせて評価すること。システム要件定義が業務上の要件を満たすかの確認のため、その利用部門のトップの承認が必要となる。

Q:システム要件定義書

A:対象データの種類と形式、処理の内容などの機能要件と、スループットなどの性能要件を定義するもの。

Q:システム方針設計

A:システム要件定義で定めたものを、ハードウェア、ソフトウェア、手作業に分類する工程で、テスト範囲や手順なども決定する。

Q:ハードウェア方針設計

A:性能や信頼性などを考慮したハードウェアの構成を設計する工程のこと。

Q:開発プロセスにおいて,ソフトウェア方式設計で行うべき作業は。
A:ソフトウェア品目に対する要件を,最上位レベルの構造を表現する方式で,かつ,ソフトウェアコンポーネントを識別する方式に変換する。

[参考:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問46]

応用情報技術者試験 問題㉜

Q:クロスサイトスクリプティングとは
A:Webアプリケーションのフォームの入力フィールドに,悪意のあるJavaScriptコードを含んだデータを入力する
[参 平成25年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42]

Q:クロスサイトスクリプティングとは
A:攻撃者が用意したスクリプトを,閲覧者のWebブラウザを介して脆弱なWebサイトに送り込み,閲覧者のWebブラウザ上でスクリプトを実行させる。
[参 平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問36]

Q:クロスサイトリクエストフォージェリ
A:Webサイトに不正なスクリプトを埋め込み、利用者に気付かれずに別のウェブサイトを不正に操作させる攻撃手法。Webサイトの利用時は、リクエストの発信元の正当性を確認し、作業後は必ずログアウトすることが対策となる。

Q:クリックジャッキング攻撃とは
A:WebサイトAのコンテンツ上に透明化した標的サイトBのコンテンツを配置し,WebサイトA上の操作に見せかけて標的サイトB上で操作させる。
[参 平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問22]

Q:ドライブバイダウンロード攻撃とは。
A:利用者がWebサイトを閲覧したとき,利用者に気付かれないように,利用者のPCに不正プログラムを転送させる。
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問40]

Q:エクスプロイトキットとは
A:OSやアプリケーションソフトウェア脆弱性を悪用して攻撃するツール
[参 令和元年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42]

Q:SQLインジェクション
A:Webページ上で利用者がデータを入力する箇所に、特殊なコマンド(「< >」など)を使うことで、内部のレコードを不正に操作し、情報の改ざんや消去を行う攻撃手法のこと。主な対策として下記が挙げられる。エスケープ処理 : 入力フォームの内容から特殊なコマンド(「&」や「< >」など)を検出し、一般の文字列に置き換える(無害
化)こと。バインド機構 : エスケープ処理を自動的に行うデータベースの機能で、静的プレースホルダを用いる。

Q:SQLインジェクションにおけるセキュリティ上の対策は。
A:SQLインジェクションを防ぐために,Webアプリケーション内でデータベースへの問合せを作成する際にバインド機構を使用する。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問40]

Q:ディレクトリトラバーサル攻撃はどは
A:入力文字列からアクセスするファイル名を組み立てるアプリケーションに対して,攻撃者が,上位のディレクトリを意味する文字列を使って,非公開のファイルにアクセスする。
[参 平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問46]

Q:中間者攻撃
A:送信者と受信者の間に介在し、なりすましや情報の横取りをする攻撃手法全般のことを言う。

Q:第三者中継
A:自身とは無関係の第三者のメールサーバを不正に中継し、身元を偽ってメールを送信する攻撃手法のこと。

Q:IPスプーフィング
A:偽のIPアドレスを使って、ファイアウォールを突破し、ネットワークに侵入する攻撃手法のこと。詐称したIPアドレスは、シーケンス番号(データやパケットの送信順序を表す番号)が正当なものとならない。

Q:DNSキャッシュポイズニング
A:DNSサーバの情報を不正に書き換え、インターネット利用者を偽のWebサイトに誘導する攻撃手法のこと。最新のパッチの適用や、DNSサーバ台数を増やすことが対策となる。

Q:セッションハイジャック
A:セッションIDやクッキー盗聴し、利用者になりすまして、不正アクセスする攻撃手法のこと。難解なセッションIDやパスワード、セッションクッキーの使用。また、これらの使用可能時間を短くすることが対策となる。

Q:リプレイ攻撃
A:ログインシーケンスを盗聴して、利用者になりすまして、不正アクセスする攻撃手法のこと。

Q:Dos攻撃
A:攻撃目標のサーバに大量のデータを送り込み、負荷をかけてサービスの低下や停止させる攻撃のこと。

Q:DDos攻撃
A:攻撃者と全く関係のない複数の第三者のコンピュータを踏み台にして、標的のサーバに一斉にデータを送り込み、負荷をかけてサービスの低下や停止させる攻撃のこと。

Q:OSコマンドインジェクション攻撃
A:外部からOSの操作やディレクトリ作成を行うコマンドなどを送り、不正操作(なりすまし、漏洩)する攻撃のこと。シェルを起動させる言語機能の利用を避けることが対策となる。

Q:カミンスキーアタック
A:攻撃対象の名前ラベルをランダム化することで、DNSキャッシュポイズニングを効果的に行う攻撃。

Q:APT(Advanced Persistent Threats)とは。
A:攻撃者は特定の目的をもち,特定組織を標的に複数の手法を組み合わせて気付かれないよう執拗(よう)に攻撃を繰り返す。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問35]

Q:水飲み場型攻撃(Watering Hole Attack)の手口は。
A:標的組織の従業員が頻繁にアクセスするWebサイトに攻撃コードを埋め込み,標的組織の従業員がアクセスしたときだけ攻撃が行われるようにする。
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問40]

Q:フィッシング(phishing)による被害は。
A:"本人情報の再確認が必要なので入力してください"という電子メールで示されたURLにアクセスし,個人情報を入力したところ,詐取された。
[参 平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問39]

応用情報技術者試験 問題㉛

Q:2層コミットメント
A:分散データベースシステムにおいて,一連のトランザクション処理を行う複数サイトに更新処理が確定可能かを問い合わせ,
すべてのサイトの更新処理が確定可能である場合,更新処理を確定する方式はどれか。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問30]

Q:メタデータ
A:データの定義情報(更新日、容量等)を記述した情報のこと。

Q:分散データベースシステムのデータディクショナリ/ディレクトリの配置方式に関するものは。
A:集中管理方式では,データディクショナリ/ディレクトリを保有するサイトの障害が,分散データベースシステムの重大な障害になる。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問28]

Q:表に対するSQLのGRANT文とは。
A:表の利用者に対し,表への問合せ,更新,追加,削除などの操作を許可する。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問25]

Q:クラッキング
A:コンピュータに不正侵入して、データの盗聴や破壊を行う攻撃全般を意味する。

Q:SPAM
A:無差別に送付される迷惑メールのこと。

Q:ソーシャルエンジニアリングに分類されるものは。
A:システム管理者などを装い,利用者に問い合わせてパスワードを取得する。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問39]

Q:マルウェア
A:コンピュータウィルススパイウェアなどの不正プログラムの総称のこと。

Q:ワーム
A:コンピュータシステムやネットワークに侵入し、増殖するウイルスのこと。

Q:ボット
A:ネットワークを介して、外部からコンピュータを操ることソフトウェアのこと。

Q:ボットネット
A:ボットが侵入しているコンピュータで構成されているネットワークのこと。

Q:ボットネットにおけるC&Cサーバの役割とは。
A:侵入して乗っ取ったコンピュータに対して,他のコンピュータへの攻撃などの不正な操作をするよう,外部から命令を出したり応答を受け取ったりする。
[参 令和2年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問43]

Q:スパイウェア
A:コンピュータに侵入して、不正に個人情報などを収集するプログラムのこと。トロイの木馬など。

Q:ランサムウェア
A:ファイルやデータの暗号化などでアクセス不能にし、元に戻すための身代金を利用者に要求する攻撃。

Q:キーロガー
A:キーボードなどからの外部入力情報を監視するソフトウェアやハードウェアのこと。

Q:ルートキット
A:攻撃者が不正侵入後にマルウェアなどの攻撃ツールをパッケージ化して隠蔽するプログラムのこと。侵入の痕跡やバックドアもパッケージ化されている。

 

Q:バックドア
A:攻撃者が不正な行為に利用するため、ネットワークやサーバに設置した侵入経路のこと。

Q:偽セキュリティ対策ソフト・セキュリティ機能を有しているように偽装したソフトウェアのこと
A:脆弱性・システムやソフトウェアなどの弱点のこと。

Q:シャドーIT
A:私物のパソコンなどを許可を得ず持ち込み、使用すること。

Q:セキュリティホール
A:セキュリティ上の弱点のこと。

Q:パスワードクラック
A:総当たり攻撃、辞書攻撃、レインボー攻撃などのパスワードを破る攻撃全般を言う。

Q:ブルートフォース(総当たり)攻撃
A:可能性がある文字のあらゆる組合せのパスワードでログインを試みる。
[参 平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問44]

Q:辞書攻撃
A:利用者が使いそうな文字列を、一覧ファイル(辞書)として保持し、その情報でパスワードを破る攻撃手法のこと。

Q:パスワードクラック手法の一種である,レインボー攻撃とは。
A:平文のパスワードとハッシュ値をチェーンによって管理するテーブルを準備しておき,それを用いて,不正に入手したハッシュ値からパスワードを解読する。
[参 平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問38]

Q:パスワードリスト攻撃とは
A:どこかのWebサイトから流出した利用者IDとパスワードのリストを用いて,他のWebサイトに対してログインを試行する。
[参 平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問39]

応用情報技術者試験 問題㉚

Q:社内ベンチャ組織とは
A:プロジェクトを準独立的な事業として遂行し,その成果に対して全面的な責任を負う起業者としての権限と責任を与えられる組織構造。
[参 平成22年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問74]

Q:マトリックス組織
A:ひとりの職員が、自己の専門とする職能部門と、他の事業を遂行する部門の両方に所属する組織のこと。

Q:プロジェクト組織
A:期間と目標を定めて、各部門から専門家を集めて活動する一時的な組織のこと。

Q:CIO
A:情報管理,情報システムの統括を含む戦略立案と執行を任務として設置した役
[参 平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問75]

Q:CEO
A:最高経営責任者

Q:CISO
A:最高情報セキュリティ責任者

Q:定量発注法
A:発注量には経済的発注量を用いると効果的である。
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問75]

Q:リードタイム
A:発注から、納期されるまでの調達期間のこと。

Q:定期発注法
A:発注時に需要予測が必要である。
[参 平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問76]

Q:マクシマックス原理
A:利益が最大になる選択をすること。

Q:ランダムサンプリング
A:検査手法の一つで、検査対象をランダムに取り出す方法のこと。

Q:OC曲線
A:横軸にロットの不良率,縦軸にロットの合格率をとり,抜取検査でのロットの品質とその合格率の関係を表したもの
[参 平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問75]

Q:消費者危険
A:検査結果の誤りで、不合格となるべきものが、合格と判断されて消費者が損失を被る確率のこと。

Q:生産者危険
A:検査結果の誤りで、合格となるべきものが、不合格と判断されて生産者が損失を被る確率のこと。

Q:特性要因図
A:魚の骨みたいな形のもので、さまざまな要因から、その原因をどんどん掘り下げていくもの。不良原因の追及などに用いられる

Q:パレート図
A:発生した故障について,発生要因ごとの件数の記録を基に,故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適している図法
[参 平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問74]

Q:ヒストグラム
A:棒グラフ。データをいくつかの区間に分類し、棒グラフで表したもの。

Q:散布図
A:プログラムのステップ数が多くなるほどステップ当たりのエラー数も多くなる傾向があるように見受けられたので,データを採って調べた。これを分析するのに最も適した図。
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問76]

Q:管理図
A:プロジェクトの品質マネジメントにおいて,プロセスが安定しているかどうか,又はパフォーマンスが予測のとおりであるかどうかを判断するために用いるもので,あって,許容される上限と下限が設定されているものはどれか。
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問54]

Q:連関図
A:分析対象としている問題に数多くの要因が関係し,それらが相互に絡み合っているとき,原因と結果,目的と手段といった関係を追求していくことによって,因果関係を明らかにし,解決の糸口をつかむための図はどれか。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問75]

Q:親和図
A:錯綜(そう)した問題点や,まとまっていない意見,アイディアなどを整理し,まとめるために用いられる。
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問75]

Q:ブレーンストーミング
A:参加者のアイディアを批判することなく、イデアを出し合う技法のこと。

Q:レーダチャート
A:複数の項目に対応する放射状の各軸上に,基準値に対する度合いをプロットし,各点を結んで全体のバランスを比較する。
[参 平成17年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問75]

Q:固定費
A:売上高に関係なく一定額発生する費用のこと。賃借料や保険料など。

Q:変動費
A:売上高に比例して発生する費用のこと。材料費や販売手数料など。

Q:期待利益
A:利益の見込み額のこと。

Q:損益分岐点
A:損益分岐点での売上高は,固定費と変動費の和に等しい。
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問77]

Q:ROA
A:総資産利益率企業の総資産をいかに効率的に運用できたかを表す指標のこと。

Q:ROE
A:自己資本に対する収益性を示す指標
[参 平成18年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問72]

Q:ROI
A:A:投資額を分母に,投資による収益を分子とした比率を算出し,投資に値するかどうかを評価する。
[参 平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問64]

Q:材料の払出単価の計算方法のうち,総平均法は。
A:期初在庫の評価額と購入した材料の総額との合計額をその総数量で割り,払出単価を算出する。
[参 平成17年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問73]

Q:アウトソーシング
A:外部の企業に、一部の業務を委託すること。

Q:知的財産権
A:産業財産権著作権など。

Q:著作権
A:・著作者は「著作財産権」と「著作者人格権から構成されている。
・著作者の死後50年又は公表後50年間までが保護対象で、映像の著作権は公表後70年。
・法人の著作権が保護されるのは、公表後50年まで。
・企業の従業員が作成した著作物の著作権は、企業に帰属する。
・他の著作物の存在を知らずに、たまたま同じものを作った場合は、権利の侵害にはならない。
・プログラムやデータベースは著作物に含まれるが、プログラム言語、プロトコルアルゴリズムは対象外。
・特定のWebページを紹介するようなコメント付きの「リンク集」などは、選定した人の創造性が含まれるので著作物の保護対象。

Q:日本において,産業財産権と総称される四つの権利は。
A:意匠権実用新案権,商標権,特許権
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問78]

Q:営業秘密(トレードシークレット)
A:秘密として管理されている生産方法や販売方法などの技術で、公に知られていないもののこと。

応用情報技術者試験 問題㉙

Q:コアコンピタンスとは
A:他社との差別化の源泉となる経営資源
[参 平成23年度 特別期 応用情報技術者試験 午前 問66]

 

Q:ファブレス
A:製品の企画のみを行い、製造は他の企業に委託する形態のこと。


Q:半導体ファブレス企業とは
A:製品の企画,設計及び開発は行うが,半導体製造の工場は所有しない。
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問66]

 

Q:EMS(electronics manufacturing services)の説明は
A:生産設備をもつ企業が,他社からの委託を受けて電子機器を製造する。
[参 平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問65]


Q:PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)
A:どの事業にどれだけの資源配分をするか決定するための分析指標手法のこと。
市場成長率と市場占有率で図式化し、問題児・花形・金のなる木・負け犬の4つに分類する。
花形(star)…[成長率:高、占有率:高] → 成長期
 占有率、成長率が高く、資金の流入も大きいが、多額の資金を必要とする分野。
金のなる木(cash cow)…[成長率:低、占有率:高] → 成熟期
 市場の成長が小さいため追加投資は不要で、高い市場占有率から安定した資金の流入がある分野。
問題児(problem child)…[成長率:高、占有率:低] → 導入期
 成長率は高いが占有率は低い。花形への移行に多額の投資が必要になる。
 投資の失敗により、成長率が下がれば、負け犬になってしまう分野。
負け犬(dog)…[成長率:低、占有率:低] → 撤退期
 成長率、占有率が低く、投資による利益も見込めないため、市場からの撤退を検討すべき分野。

 

Q:ファイブフォース分析
A:「企業の利益確保は5つの要因(競争業者間の敵対関係、新規参入者の脅威、代替サービスの脅威、買い手の交渉力、供給者の支配力)で決まる」とマイケルポーターが提唱したもの。
・ここから、コストリーダーシップ戦略、差別化戦略、ニッチ戦略の3つの基本戦略を示した。

 

Q:コストリーダーシップ戦略
A:スケールメリットや革新技術の開発などで、低コスト体質を実現して、シェアと収益率での優位性を確立する戦略。

 

Q:差別化戦略
A:性能、品質、デザイン、ブランドイメージ、などの分野で独自のサービスを確立する戦略。


Q:競争戦略におけるニッチ戦略の特徴は。
A:他社が参入しにくい特定の市場に対して専門化し,圧倒的な地位の実現を図る。
[参 平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問67]


Q:企業の競争戦略におけるチャレンジャ戦略は。
A:上位企業の市場シェアを奪うことを目標に,製品,サービス,販売促進,流通チャネルなどのあらゆる面での差別化戦略をとる。
[参 平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問67]

 

Q:企業の競争戦略におけるフォロワ戦略は
A:目標とする企業の戦略を観察し,迅速に模倣することで,開発や広告のコストを抑制し,市場での存続を図る。
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問67]

 

Q:経営戦略に用いられるSWOT分析は。
A:競争環境における機会・脅威と事業の強み・弱みを分析する。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問67]


Q:バリューチェーン分析とは
A:企業の事業活動を機能ごとに主活動と支援活動に分け,企業が顧客に提供する製品やサービスの利益は,どの活動で生み出されているかを分析する手法はどれか。
[参 平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問66]


Q:ワントゥワンマーケティングとは。
A:市場シェアの拡大よりも,顧客との好ましい関係を重視し,長期にわたって自社製品を購入する顧客の割合を高める。

[参 平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問69]


Q:事業環境の分析などに用いられる3C分析とは。
A:顧客,競合,自社の三つの観点から分析する。
[参 令和元年度 秋期 ITパスポート試験 問7]

 

Q:売り手側でのマーケティング要素4Pは,買い手側での要素4Cに対応するという考え方がある。4Pの一つであるプロモーションに対応する4Cの構成要素はどれか。
A:コミュニケーション(Communication)
[参 平成25年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68]

 

Q:ブランド戦略
A:製品やサービスのブランド価値を高めて、顧客ロイヤリティを獲得する戦略。

 

Q: LTV(ライフタイムバリュー:顧客生涯価値)
A:一人の顧客から得られる価値の累計のこと。


Q:インターネット広告の効果指標として用いられるコンバージョン率とは。
A:Webサイト上の広告をクリックして訪れた人のうち会員登録や商品購入などに至った顧客数の割合を示す指標である。
[参 令和元年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問73]


Q:プロダクトライフサイクル
A:製品が市場に出てから衰退するまでの寿命を導入期、成長期、成熟期、衰退期の4つの段階で表したもの。
導入期 : 売上の増加が鈍く、市場拡大戦略を取る必要がある時期。
成長期 : 製品が市場に受け入れられ、売上、利益が増加する時期。差別化や浸透戦略を取る。
成熟期 : コモディティ化による競争の激化や費用増加などで、売上や利益が伸び悩む時期。ニッチ戦略を取る。
衰退期 : 需要減少により売上が落ち込む時期。事業売却による資金回収や撤退を行う。


Q:コストプラス価格決定法とは
A:製造原価又は仕入原価に一定のマージンを乗せて価格を決定する。
[参 平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68]

 

Q:市場価格追従法
A:現在の市場価格帯を参考にして価格を決定する方法のこと。

 

Q:ボランタリーチェーン
A:多数の小売業者がネットワークを構築して共同で仕入れや、在庫管理、開発などを行う形態のこと。

 

Q:フランチャイズチェーン
A:本部が加盟店に対し,一定の対価を徴収して商標や標識の使用権を与え,経営指導や援助をして,販売活動をさせる組織形態である。
[参 平成23年度 特別期 基本情報技術者試験 午前 問69]

 

Q:AIDMA
A:アテンション(注意)
    インタレスト (関心)
    デザイアー (欲求)
    メモリー(記憶)
    アクション(行動)
のプロセスに従う、消費者の行動モデルに重点を置くプロモーション戦略のこと。

 

Q:マスマーケティング
A:大量生産した商品をマスメディアを利用して、大量販売する手法。

 

Q:マスカスタマイゼーション
A:大量生産大量販売のメリットを活かしつつ、細やかなサービスを提供すること。

 

Q:CSF(重要成功要因)
A:他社との競争に勝つ要因のこと。


Q:IT投資に対する評価指標の設定に際し,バランススコアカードの手法を用いてKPIを設定する場合に,内部ビジネスプロセスの視点に立ったKPIの例は。
A:注文受付から製品出荷までの日数を3日短縮とする。
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問63]


Q:バランススコアカード
A:4つの視点を分析して、戦略的経営を行う管理手法のこと。
・財務の視点 : 株主などの利害関係者の期待に応えるため、財務目標を設定する。ROA、株価など。
・顧客の視点 : ビジョンを達成するために、顧客に対する行動目標を設定する。顧客満足度、クレーム件数など。
・業務プロセスの視点 : 効率的な業務プロセスを構築するための目標を設定する。リードタイム、不良率など。
・学習と成長の視点 : 組織や個人の能力向上を図るための目標を設定する。資格取得数、特許数、従業員の満足度など。

 

Q:TQM(総合的品質管理)
A:組織の製造部門における品質管理手法を全社的に適用する手法のこと。


Q:ERPパッケージを導入して,基幹業務システムを再構築する場合の留意点は。
A:パッケージが前提としている業務モデルに配慮して,会社全体の業務プロセスを再設計することが重要である。
[参 平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問64]

 

Q:KM(ナレッジマネジメント
A:企業内に散在している知識を共有化し,全体の問題解決力を高める経営を行う。
[参考:平成22年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問71]

 

Q:CRM
A:企業内のすべての顧客チャネルで情報を共有し,サービスのレベルを引き上げて顧客満足度を高め,顧客ロイヤリティの最
適化に結び付ける考え方である。

 

Q:SCM(サプライチェーンマネジメント)
A:複数の企業や組織にまたがる調達から販売までの業務プロセス全ての情報を統合的に管理することによって,コスト低減や納期短縮などを目的とする。
[参考:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問67]

 

Q: GtoC
A:自治体と市民の取引のこと。

 

Q:GtoB
A:自治体の利用する物品や資材の電子調達,電子入札を行う。
[参 平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問72]

 

Q:BtoB
A:企業間の取引のこと。

 

Q:BtoC
A:企業と消費者間の取引のこと。

 

Q:受注生産方式と見込生産方式を比較した場合の受注生産方式の特徴は。
A:受注時点で製品の出荷はできないが,製品が過剰在庫となるリスクはない。
[参 平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問10]

 

Q:セル生産方式
A:部品の組立てから完成検査まで,ほとんどの工程を1人又は数人で作業する。
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問70]

 

Q:ライン生産方式
A:ベルトコンベアなどを用いて組立から検査までの生産ラインを組み、各担当者が割り当てられた作業だけを行う生産方式。担当者の教育時間を減らしつつ、生産量を上げることができる生産手法。

 

Q:ジャストインタイム生産方式
A:必要な物を,必要なときに,必要な量だけ生産する方式
[参 平成21年度 春期 ITパスポート試験 問28]


Q:かんばん方式の運用方法は。
A:前工程は後工程から回ってくるかんばんの指示量に備え,自工程の在庫を最小限に抑えながら生産しておく必要がある。
[参考:平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問72]

 

Q:EC(Electronic Commerce)に関する説明は。
A:消費者向けや企業間の商取引を,インターネットなどの電子的なネットワークを活用して行うことである。NO 重要度キーワード 説明
[参 平成17年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問79]

 

Q:ロングテール
A:インターネットショッピングで売上の全体に対して,あまり売れない商品の売上合計の占める割合が無視できない割合になっ
ていること。
[参 平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問73]


Q:インターネットオークションにおいて,出品者と落札者の間の決済で使用されるエスクローサービスはどれか。
A:決済を仲介し,落札者から送金を受け,商品の受渡し完了後に出品者へ送金を行う仕組みのこと
[参 平成25年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問72]


Q:EDI
A:ネットワークを介して,商取引のためのデータをコンピュータ(端末を含む)間で標準的な規約に基づいて交換することである。
[参 平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問72]


Q:EDIを実施するための情報表現規約で規定されるべきものは。
A:メッセージの形式
[参 平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問73]

 

Q:情報伝達規約
A:ネットワーク回線の種類や伝送手段などに関する取り決めのこと。

 

Q:基本取引規約
A:取引の法的な契約書に関する取り決めのこと。

 

Q:ディスクロージャー
A:情報開示のこと

 

Q:コーポレートガバナンス
A:経営管理が適切に行われているかどうかを監視し,ステークホルダに対して,企業活動の健全性を維持する仕組みのこと
[参 平成23年度 特別期 応用情報技術者試験 午前 問73]

 

Q:コーポレートガバナンス
A:企業経営の透明性を確保するために,企業は誰のために経営を行っているか,トップマネジメントの構造はどうなっているか,組織内部に自浄能力をもっているか,などのこと。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問74]

 

Q:ダイバーシティマネジメント
A:性別や年齢,国籍などの面で従業員の多様性を尊重することによって,組織の活力を向上させることである。
[参 平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問67]

 

Q:ロールプレイング
A:特定の役割を演技させることで、各立場の理解や問題解決力を高める技法のこと。


Q:インバスケット
A:インバスケットは,一定時間内に数多くの問題を処理させることによって,問題の関連性,緊急性,重要性などに対する総合的判断力を高める技法である。
[参 平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問54]

 

Q:BIA(事業影響度分析)
A:リスクを洗い出し、最悪の事態(業務停止など)を想定して、被害状況や財務の影響を分析する方法のこと。

 

Q:BCP
A:事業の中断・阻害に対応し,事業を復旧し,再開し,あらかじめ定められたレベルに回復するための手順を規定したもの
[参 平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問62]

 

Q:BCM(事業継承マネジメント)
A:BCPの実行のために必要な資源(資金、人員)を準備完了すること。


Q:職能部門別組織とは
A:購買・生産・販売・財務などの仕事の性質によって,部門を編成した組織である
[参 平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問74]

応用情報技術者試験 問題㉘

Q:会社や団体が,自組織の従業員に貸与するスマートフォンに対して,セキュリティポリシに従った一元的な設定をしたり,業務アプリケーションを配信したりして,スマートフォンの利用状況などを一元管理する仕組みは。
A:MDM(Mobile Device Management)
[参 平成26年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問40]


Q:ハニーポットとは
A:侵入者やマルウェアの挙動を調査するために,意図的に脆弱性をもたせたシステム又はネットワーク。
[参 平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問44]

 

Q:プロジェクト
A:特定の目標を達成するための活動のこと。

 

Q:プロジェクトマネジメント
A:プロジェクトの円滑化のために、物的資源や人的資源を管理すること。

 

Q:ITIL
A:イギリスの公的機関が構築したもので、コンピュータシステムを運営管理するためのガイドラインのこと。

 

Q:ITIL V3
A:5つのステージで構成され、これらをライフサイクルごとに繰り返すことで、ITサービスとビジネスとの整合性を維持するサイクルを描いている。
 ①サービスオペレーション
 ②サービストランジション
 ③継続的サービス改善
 ④サービスデザイン
 ⑤サービスストラテジ

 

Q:サービスストラテジ
A:全体的な戦略を確立するステージで、財務管理、需要管理、サービスポートフォリオ管理の3つのプロセスがある。

 

Q:サービスデザイン
A:・品質、信頼性、柔軟性などの管理事項に関連するツールを作成するステージで、サービスカタログ管理、サービスレベル管理(提供者が顧客と合意書を交わすプロセス)、キャパシティ管理(リソースの最適化や将来の予測を計画するプロセス)など、
7つのプロセスがある。

 

Q:サービスオペレーション
A:サービスを効率的にサポートするステージ。イベント管理、インシデント管理などの5つのプロセスと、サービスデスクなどの4つの機能がある。

 

Q:サービストランジション
A:新規サービスの変更やテストを行い、本番環境にリリースするステージ。

 

Q:継続的サービス改善
A:サービスの効率性や費用対効果を向上するために、パフォーマンスを継続的に測定し、プロセス、サービス、インフラストラクチャに改善を加えるステージ。7ステップ改善、サービス測定、サービスレポートの3つのプロセスがある。


Q:SLA(サービスレベル合意書)
A:サービス提供者と利用者との間で、契約段階でのサービス品質について定量的な目標を定めたもの。サービスレベルの項目は、可用性、機能性、完全性、信頼性、確実性、性能、拡張性、保守性の8つがある。


Q:SLM
A:サービスレベル管理と言い、サービス提供者と利用者間で定めたSLAを実現するためのプロセスのこと。

 

Q:会計監査
A:企業の財務諸表を対象とした監査で、公認会計士監査法人、内部監査人が行う監査がある。

 

Q:システム監査実施体制で,システム監査人の独立性の観点から避けるべきもの。
A:監査チームメンバに任命された総務部のAさんが,ほかのメンバと一緒に,総務部の入退室管理の状況を監査する。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問59]


Q:システム監査の改善指導(フォローアップ)において,被監査部門による改善が計画よりも遅れていることが判明したとき,システム監査人が採るべき行動はどれか。
A:遅れを取り戻すための方策について,被監査部門の責任者に助言する。
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問58]


Q:システム監査人の役割と権限に関する記述のうち,適切なものはどれか。
A:システム監査人は,システム管理者に対して監査の実施に協力要請できる。
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問58]


Q:システム監査人が負う責任は。
A:監査報告書に記載した監査意見
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問57]

 

Q:情報システム部が開発し,経理部が運用している会計システムの運用状況を監査するシステム監査チームの体制は。
A:独立性を担保するために,システム監査チームは情報システム部にも経理部にも所属しない者で組織しなければならない。

[参 平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問59]


Q:企業において整備したシステム監査規程の最終的な承認者として,最も適切な者は誰か。
A:経営者
[参 平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問59]


Q:システム監査人が,予備調査においてする作業として,システム監査基準とは。
A:被監査部門から事前に入手した資料を閲覧し,監査対象の実態を明確に把握する。
[参 平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問58]


Q:システム監査人が予備調査で実施する監査手続は。
A:監査対象に対する被監査部門の管理者及び担当者のリスクの認識について,アンケート調査によって情報を収集する。
[参 平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問59]


Q:本調査
A:予備調査の結果をふまえて、対象業務の実態を調査、分析、検討すること。


Q:ヒアリングに関するシステム監査人の行為は。
A:ヒアリングで被監査部門から聞いた話を裏付けるための文書や記録を入手するよう努める。
[参 平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問58]


Q:システム監査における"監査手続"は。
A:監査項目について,十分な証拠を入手するための手順
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問58]


Q:システム監査において,監査証拠となるものは。
A:システム監査チームが被監査部門から入手したシステム運用記録
[参 平成24年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問60]


Q:情報システムの安全性のコントロールに関係する監査証跡は。
A:アクセスログ
[参 平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問59]


Q:システム監査人が行った監査業務の実施記録であり,監査意見表明の根拠となるべき監査証拠,その他関連資料などをまとめたものは。
A:監査調書
[参 平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問59]

 

Q:システム監査人が監査報告書に記載する改善勧告に関する説明は。
A:調査結果に事実誤認がないことを被監査部門に確認した上で,監査人が改善の必要があると判断した事項を記載する。
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問58]


Q:内部統制
A:業務の有効性、財務の信頼性、法令等の遵守、資産の保全といった企業が継続していくために必要な4つのプロセスのこと。
統制環境、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリング、 ITへの対応の6つの基本要素から構成されている。
統制環境 : 倫理観や経営者の姿勢、経営戦略、職責、人的資源管理など、他の基本的要素の基盤となるもの。
リスクの評価と対応 : 目標の達成を阻害するリスクを分析し、対応するプロセス。
ITへの対応 : IT環境への適切な対応、ITの利用、ITの統制から構成されている。
モニタリング : 内部統制を継続的に評価するもの。
情報と伝達 : 必要な情報を組織内外に正しく伝達させること。
統制活動 : 経営、権限付与、職務分掌などの適切性を確保するために定める方針のこと。


Q:システム管理基準によれば,情報システム化委員会の説明は。
A:経営トップや各部門の責任者などから構成された,情報システムに関わる活動全般をモニタリングする組織
[参 平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問61]


Q:システム管理基準によれば,"全体最適化"に含まれる作業は。
A:情報システム基盤の整備計画の策定
[参 平成26年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問61]


Q:ITポートフォリオ(IT投資ポートフォリオ
A:情報化投資の最適な資源配分を行うために、投資リスクや投資価値などを戦略、情報、トランザクション、インフラの4つに分類するポートフォリオ
戦略:市場での競争優位やポジショニングを獲得することを目的とした投資。
情報:会計、マネジメント管理、コミュニケーション等を支援するための情報提供に関連する投資。
トランザクション:注文処理等のルーチン化された業務のコスト削減や効率化を目的とした投資。
インフラ:複数アプリケーションで共有する基盤部分を提供するための投資。


Q:エンタープライズアーキテクチャ(EA)の説明は。
A:各業務と情報システムを,ビジネス,データ,アプリケーション,テクノロジの四つの体系で分析し,全体最適化の観点から見直すための技法である。
[参 平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問62]


Q:エンタープライズアーキテクチャを構成する四つの体系のうち,ビジネスアーキテクチャを策定する場合の成果物とは。
A:業務流れ図
[参 平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問62]

Q:データアーキテクチャ
A:データ定義表、情報体系整理図、実体関連ダイアグラム(E-R図)などを作成して、データの関連や構造を示すもの。


Q:テクノロジーアーキテクチャ
A:ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークの構造図などを作成し、システム構築に必要な要素を示すもの。


Q:BPRとは。
A:顧客視点から業務のプロセスを再設計し,情報技術を十分に活用して,企業の体質や構造を抜本的に変革することである。
[参 平成21年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問62]


Q:事業活動におけるBPM(Business Process Management)の目的とは。
A:業務プロセスの継続的な改善
[参 平成27年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問62]


Q:BPOとは。
A:自社の管理部門やコールセンタなど特定部門の業務プロセス全般を,業務システムの運用などと一体として外部の専門業者
に委託することである。
[参 平成26年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問62]

 

Q:システム化構想
A:システム化や導入にあたって、経営課題から問題点を洗い出し、情報技術動向を考慮した情報システム戦略に基づいて対象業務の確認・分析・モデル化などを行い、基本方針を決定すること。

 

Q:アライアンス
A:企業連携のことで、他社との連携をとること。

 

Q:M&A
A:企業の合併と買収のこと。
垂直統合型 : サプライチェーン内の企業グループを統合し、市場競争力や資材供給力を高めることが目的。
水平統合型 : 同業他社との合併。市場シェアや事業規模を拡大することが目的。
混合型 : 異業種との合併。新規分野・新規市場に進出することが目的。

応用情報技術者試験 問題㉗

Q:CAPTCHAとは
A:人間には読み取ることが可能でも,プログラムでは読み取ることが難しいという差異を利用して,ゆがめたり一部を隠したりした画像から文字を判読させ入力させることで,人間以外による自動入力を排除する技術。
[参 平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問36]

 

Q:バイオメトリクス認証
A:生体認証のことで、身体的特徴や行動的特徴による認証技術。

 

Q:静脈パターン認証
A:手のひらの静脈パターンによる認証技術。


Q:虹彩認証
A:成人には虹(こう)彩の経年変化がなく,虹彩認証では,認証デバイスでのパターン更新がほとんど不要である。
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問41]

 

Q:本人拒否率
A:ソフトウェアが誤って本人を否定する確率のこと。

 

Q:他人受入率
A:ソフトウェアが誤って他人(本人以外)を受け入れる確率のこと。
 ウイルス対策ソフトが、マルウェアに感染しているのに、「感染なし」とすることをフォールスネガティブという。

 

Q:PKI
A:所有者と公開鍵の対応付けをするのに必要なポリシや技術の集合によって実現される基盤。
[参 平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問36]


Q:ディジタル証明書
A:公開鍵が正当なものであることの証明として、第三者機関による秘密鍵ディジタル署名されている証明書のこと。


Q:公開鍵暗号方式を採用した電子商取引において,認証局(CA)の役割は。
A:取引当事者の公開鍵に対するディジタル証明書を発行する。
[参 平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問39]

 

Q:ルート証明書
A:認証局の正当性を証明するために発行されるディジタル証明書のこと。


Q:サーバ証明書
A:Webサーバの正当性を保証する証明書のこと。
サーバ証明書には、公開鍵が含まれており、その公開鍵の信頼性を担保するために認証局(CA)のディジタル署名が付与されている。
サーバ証明書を受け取った利用者は、「認証局の公開鍵」を使用して、サーバ証明書に付与されている「認証局ディジタル署名」を検証する。そして、認証が完了したら、添付されている公開鍵が正当で、かつ、改ざんされていないと判断できる。
SSL/TLSでは、上記の公開鍵の検証後に、その公開鍵を使って通信相手との共通鍵を準備し、その後は、共通鍵で暗号化通信を行う。

 

Q:クライアント証明書
A:Webサーバにアクセスするクライアントの正当性を証明するもの。


Q:セキュリティ対策で利用するCRLに記載されるデータは。
A:ディジタル証明書の有効期間内に認証局の廃止などによって失効した自己署名証明書及び相互認証証明書
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問38]


Q:入口対策
A:外部からのクラッカーの侵入やマルウェアなどの不正プログラムの侵入を防ぐ対策方法のこと。踏み台を作らないようにする対策が重要となる。

 

Q:出口対策
A:入口対策が突破された場合に備えたもので、外部への通信や自社設備を踏み台にさせないような対策のこと。

 

Q:多層防護
A:入口対策と出口対策を組み合わせて、複数のセキュリティ対策を講じること。

 

Q:検閲ネットワーク
A:社内ネットワークに接続する端末にセキュリティ上の問題がないかを検査・修正するための仕組みのこと。

 

Q:クリアデスク
A:離席時に机の上に書類等を放置しないことで、情報の紛失・漏洩を防ぐこと。

 

Q:クリアスクリーン
A:ログアウトなどでスクリーンを非表示にして、情報の紛失・漏洩を防ぐこと。

 

Q:USBキー
A:パソコンの不正利用を防ぐ目的で、指定のUSBにより利用者認証を行う方法のこと。

 

Q:SSL
A:ディジタル署名共通鍵暗号方式、公開鍵暗号方式などを組み合わせて、情報をやり取りするプロトコルSSLには脆弱性が見つかり、現在の主流はTLS


Q:HTTPS
A:HTTPに SSL の機能を付加したプロトコルのことで、クライアントとサーバの間の通信を暗号化する。通信を受信したWebサーバは、暗号化データを平文(HTTPリクエスト)に復号した後に、リクエストに応じた処理を行う。マルウェアによる、内部からのHTTPS通信は、暗号化されているため解読できず、情報漏洩につながる。


Q:TLS
A:IETF が定めたトランスポート層プロトコル
SSL脆弱性が見つかった後に、TLSが主流となった。

 

Q:SSH
A:暗号化や認証機能をもち,遠隔にあるコンピュータに安全にログインするためのプロトコルはどれか。
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問43]

 

Q:WPA2
A:無線 LAN に採用されている IEEE 802.1x の規格の暗号化方式で、 AES を採用している。AESの鍵長は、128ビット、192ビット、256ビット。NO 重要度キーワード 説明

 


Q:パケットフィルタリング
A:プロキシサーバやルータに備わるファイアウォール機能で、下記の2種類が主なもの。
 静的フィルタリング : 手動で登録された情報に基づくフィルタリング。
 動的フィルタリング : メールやWeb閲覧など、内部からの要請で、外部に通信し、その返答の通信だけを通過させる設定のこと。
・パケットに含まれるIPアドレスやポート番号などの情報をもとに、通過の可否を設定する。
・パケットのペイロード(データ部分)に関しては、チェックすることができない。

 

Q:MACアドレスフィルタリング
A:無線LANにおいて,事前にアクセスポイントに登録した端末以外の接続を制限するためのもの。
[参 平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42]


Q:標的型攻撃
A:特定のターゲットに対して、攻撃者の目的のために行うサイバー攻撃の総称。

 

Q:バッファオーバーフロー攻撃
A:攻撃対象のコンピュータに許容量以上のデータを送りつけて、誤作動やシステムダウンを起こさせる攻撃。この攻撃は、攻撃対象者以外のコンピュータを誤作動させて乗っ取り、踏み台にして別のコンピュータを攻撃する。
DoS攻撃」は過剰な負荷を与える攻撃手法で、「バッファオーバーフロー」はコンピュータの内部への攻撃手法という違いがある。


Q:JIS Q 27000で定義された情報セキュリティの特性に関する記述のうち,否認防止の特性に該当するもの。
A:ある利用者がシステムを利用したという事実を証明可能にする。
[参 平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問39]


Q:Man-in-the-Browser攻撃(MITB)
A:PCに侵入したマルウェアが,利用者のインターネットバンキングへのログインを検知して,Webブラウザから送信される振込先
などのデータを改ざんする。
[参 平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問45]


Q:サンドボックス機構とは。
A:不正な動作の可能性があるプログラムを特別な領域で動作させることによって,他の領域に悪影響が及ぶのを防ぐ。
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問44]

 

Q:リスクベース認証とは
A:普段と異なる環境からのアクセスと判断した場合,追加の本人認証をすることによって,不正アクセスに対抗し安全性を高める。
[参 平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問37]


Q:情報セキュリティにおいてバックドアとは。
A:アクセスする際にパスワード認証などの正規の手続が必要なWebサイトに,当該手続を経ないでアクセス可能なURL
[参 令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問39]

 

Q:コンティンジェンシープラン緊急時対応計画
A:脅威となるリスクが発生した場合に備えて、実施される対策のこと。
対策の立案時には、リスクの発生頻度と発生時の損失額を想定して、費用対効果を考慮した計画が求められる。


Q:災害を想定した事業継続計画(BCP)を策定する場合に行うビジネスインパクト分析での実施事項は
A:許容される最大停止時間を決定する。
[参 平成22年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問42]


Q:情報セキュリティポリシ
A:組織における情報セキュリティに対する考えや姿勢を明文化した基準のこと。
情報セキュリティ基本方針、情報セキュリティ対策基準、情報セキュリティ実施手順の3つの構成となっている。


Q:ISMS適合性能評価制度における情報セキュリティ基本方針に関するものは。
A:情報セキュリティのための経営陣の方向性及び支持を規定する。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42]

 

Q:ISMS情報セキュリティマネジメントシステム
A:情報資産を脅威から守り、情報の機密性、完全性、可用性を継続させるシステムを確立すること。


Q:ISMS適合性評価制度
A:JIS Q 27001に基づき,組織が構築した情報セキュリティマネジメントシステムの適合性を評価する。
[参 平成27年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問40]


Q:コモンクライテリア
A:情報システムのセキュリティレベルを評価するための国際基準のこと。ISO/IEC 15408。

 

Q:耐タンパ性
A:物理的、論理的に情報を読まれることを防ぐ機能で、ICチップなどの不正解読や偽造に有効な対策