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いろいろ書いてみます。某企業のシステム部のアラフィフのおじさんです。

応用情報技術者試験 問題㉑

Q:処理はすべてCPU処理である三つのジョブ A,B,C がある。それらを単独で実行したときの処理時間は,ジョブAは5分,ジョブBは10分,ジョブCは15分である。この三つのジョブを次のスケジューリング方式に基づいて同時に開始すると,ジョブBが終
了するまでの経過時間はおよそ何分か。
〔スケジューリング方式〕
(1) : 一定時間(これをタイムクウォンタムと呼ぶ)内に処理が終了しなければ,処理を中断させて,待ち行列の最後尾へ回す。
(2) : 待ち行列に並んだ順に実行する。
(3) : タイムクウォンタムは,ジョブの処理時間に比べて十分に小さい値とする。
(4) : ジョブの切替え時間は考慮しないものとする。
A:25
[参 平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問16]

 
Q:2台の端末と2台のレイヤ3スイッチが図のようにLANで接続されているとき,端末Aがフレームを送信し始めてから,端末Bがそのフレームを受信し終わるまでの時間は,およそ何ミリ秒か。
〔条件〕
フレーム長:1,000バイト
LANの伝送速度:100Mビット/秒
レイヤ3スイッチにおける1フレームの処理時間:0.2ミリ秒
レイヤ3スイッチは,1フレームの受信を完了してから送信を開始する。
A:0.64ミリ
[参 平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問31]

 

Q:インターネットに接続された利用者のPCから,DMZ上の公開Webサイトにアクセスし,利用者の個人情報を入力すると,その個人情報が内部ネットワークのデータベース(DB)サーバに蓄積されるシステムがある。このシステムにおいて,利用者個人の
ディジタル証明書を用いたTLS通信を行うことによって期待できるセキュリティ上の効果は。
A:PCとWebサーバ間の通信データを暗号化するとともに,利用者を認証することができるようになる。
[参 平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問40]


Q:次の数式は,ある細菌の第n世代の個数f(n)が1世代後にどのように変化するかを表現したものである。この漸化式の解釈として,1世代後の細菌の個数が,第n世代と比較してどのようになるかの説明は。
 f(n+1)+0.2×f(n)=2×f(n)
A:1世代後の個数は,第n世代の個数の1.8倍に増える。
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問5]

 

Q:15Mバイトのプログラムを圧縮した状態でフラッシュメモリに格納している。プログラムの圧縮率が40%,フラッシュメモリから主記憶への転送速度が20Mバイト/秒であり,1Mバイトに圧縮されたデータの展開に主記憶上で0.03秒が掛かるとき,このプロ
グラムが主記憶に展開されるまでの時間は何秒か。ここで,フラッシュメモリから主記憶への転送と圧縮データの展開は同時には行われないものとする。
A:0.48
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問11]


Q:2台のプリンタがあり,それぞれの稼働率が0.7と0.6である。この2台のプリンタのいずれか一方が稼動していて,他方が故障している確率は幾らか。ここで,2台のプリンタの稼動状態は独立であり,プリンタ以外の要因は考慮しないものとする。
A:0.46
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問14]


Q:16ビットのダウンカウントのカウンタを用い,そのカウンタの値が0になると割込みを発生させるハードウェアタイマがある。カウンタに初期値として10進数の150をセットしてタイマをスタートすると,最初の割込みが発生するまでの時間は何マイクロ秒か。ここで,タイマクロックは16MHzを32分周したものとする。
A:300
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問22]


Q:四つのアルファベットa~d から成るテキストがあり,各アルファベットは2ビットの固定長2進符号で符号化されている。このテキストにおける各アルファベットの出現確率を調べたところ,表のとおりであった。各アルファベットの符号を表のような可変長2進符号に変換する場合,符号化されたテキストの,変換前に対する変換後のビット列の長さの比は,およそ幾つか。

A:0.95
[参考:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問3]


Q:fact(n)は,非負の整数nに対してnの階乗を返す。fact(n)の再帰的な定義はどれか。
A:if n=0 then 1 else return n×fact(n-1)
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問7]


Q:VoIP通信において8kビット/秒の音声符号化を行い,パケット生成周期が10ミリ秒のとき,1パケットに含まれる音声ペイロードは何バイトか。
A:10
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問30]


Q:固定区画方式を使用した主記憶において,大きさが100kバイト,200kバイト,300kバイト,400kバイトの区画をそれぞれ一つ設定する。この主記憶に,大きさが250kバイト,250kバイト,50kバイトのプログラムをベストフィット方式で割り当てた。この時点で,使用できない領域は合計で何kバイト生じているか。
A:250
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問17]

 

Q:プログラムの実行時に利用される記憶領域にスタック領域とヒープ領域がある。それらの領域に関する記述は。
A:サブルーチンからの戻り番地の退避にはスタック領域が使用され,割当てと解放の順序に関連がないデータにはヒープ領域が使用される。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問15]

 

Q:次の条件で運転するクライアントサーバシステムにおいて,ネットワークに必要な転送速度は,最低何ビット/秒か。
〔条件〕
(1) : トランザクション1件の平均的な処理は,CPU命令300万ステップとデータ入出力40回で構成され,ネットワークで転送さ
れるデータは送受信それぞれ1,000バイトである。
(2) : ・サーバでのCPU命令1ステップの平均実行時間は300ナノ秒である。
(3) : ・データ入出力は1回平均20ミリ秒で処理されている。
(4) : ・1バイトは8ビットとする。
(5) : ・クライアントにおけるデータの送信開始から受信完了までに許容される時間は2.5秒である。
(6) : ・サーバは1CPU,1コアで構成されている。
(7) : ・待ち時間及び,その他のオーバヘッドは考慮しない。
A:20,000
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問13]