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いろいろ書いてみます。某企業のシステム部のアラフィフのおじさんです。

応用情報技術者試験 問題㉔

Q:非ナル制約
A:「not Null」が指定されている項目が、「null」であることを禁止する制約のこと。

Q:更新制約
A:指定された条件以外での更新を禁止する制約のこと。

Q:検査制約
A:指定された条件以外の入力を禁止する制約のこと。

Q:データの正規化
A:ひとつのデータベースに重複情報があると非効率なため、一定の手順でデータベースを分割し、シンプルにしていくことを言う。データの関連性を明確にし、データ更新も容易になる。

Q:第一正規化
A:レコードの中の重複項目を独立させて、それぞれを1行にまとめる作業のこと。

Q:第二正規化
A:完全関数従属を満たした状態にすること。完全関数従属は、すべての表(テーブル)において、非キー項目がひとつの主キーをもとに紐づいた状態のこと。

Q:第三正規化
A:非キー項目に従属(推移的関数従属)する項目があれば、別の表(テーブル)として独立させること。推移的関係従属は、非キー項目とそれが決まると確定する項目との従属関係のことを言う。

Q:選択
A:特定の行を取り出す操作のこと。

Q:射影
A:特定の列を取り出す操作のこと。

Q:結合
A:複数の表を関連のある列の値をキーにして、ひとつにまとめた新たな表(ビュー表)を作成すること。

Q:SQL
A:リレーショナルデータベースを加工・抽出するための言語のこと。

Q:データの挿入
A:insert into

Q:データの削除
A:delete from 表名 where 条件

Q:データの更新
A:update 表名 set 列名

Q:データ抽出
A:SELECT 列名 from 表名

Q:重複削除抽出
A:SELECT distinct 列名 from 表名

Q:抽出条件の値の範囲指定 (値Aから値Dまで抽出)
A:SELECT 列名 from 表名 where 列名 between 値A and 値D

Q:抽出条件の値の指定(値Kと値Lを抽出)
A:SELECT 列名 from 表名 where 列名 IN(値K値L・・・)

Q:あいまい検索
A:SELECT 列名 from 表名 where 列名 like

Q:NULL値列の抽出・SELECT 列名 from 表名 Where 列名 is NULL
A:同じ値のものをひとつのグループで抽出
SELECT 列名 from 表名 Group by 列名

Q:UNION ALL 句
A:重複行を含めて結合の結果を返す構文。

Q:共有ロック
A:データが使用されているとき、他の利用者はそのデータを参照できるが、更新はできない状態のこと。
共有ロックされているデータは、他の利用者により共有ロックすることができるが、占有ロックはすることができない。

Q:占有ロック
A:データが使用されているとき、他の利用者がデータの参照、更新ができない状態のこと。

Q:ロックの粒度
A:ロックするデータの範囲のことで、現場の運用に合わせた設定が必要となる。
粒度を大きくすると、更新待ち状態が多発して、全体の処理効率が低下する。
粒度を小さくすると、同時更新の発生は低下するが、複数のCPU処理が発生し、負荷が増大する。

Q:デッドロック
A:お互いの処理がどちらも「待ち状態」となり、処理が進まなくなってしまう状態のこと。

Q:コミットメント
A:データベースの更新確定処理のこと。
データベースは、アップデートなどの指示があっても物理的な更新はされず、トランザクション処理が正常に終了し、コミットされたときに更新される。

Q:DBMSにおけるログファイルは。
A:データベースの回復処理のため,データの更新前後の値を書き出してデータベースの更新記録を取ったものである。
[参 平成24年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問32]

Q:ロールバック
A:障害が発生したとき、データとログファイルの更新前のイメージ(更新前ログを使って更新前の状態に戻すこと。ロールバック適用後は、トランザクション開始前の状態に戻す。

Q:ロールフォワードとは
A:チェックポイント情報と更新後ログを使って回復する。
[参 平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問34]

Q:チェックポイント
A:ロールバックやロールフォワードのためのファイル(ログ)を採取するタイミングのこと。

Q:Acid 特性
 原子性 atomicity
 一貫性 consistency
 独立性 isolation
 耐久性 durability
A:データベースが備えるべき、4つの特性のこと。
 原子性 : 処理が途中の状態で、完了となるような中間的な状態は存在しないという性質のこと。
 一貫性 : データベースの内容に矛盾は存在しないという性質のこと。
 独立性 : 複数のトランザクションが同時に実行されても、順番に実行されたときと結果は同じという性質のこと。
 耐久性 : トランザクション終了後は、障害が発生しても結果が損失しないという性質のこと。

Q:トランザクションのACID特性のうち,一貫性(consistency)とは。
A:整合性の取れたデータベースに対して,トランザクション実行後も整合性が取れている性質である。
[参 平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問30]

Q:トランザクション処理
A:データベースを更新する処理のこと。

Q:データウェアハウス
A:社内の全システムのデータベースのような 大規模 なデータベースのこと。

Q:データクレンジングとは
A:データウェアハウスを構築するために,業務システムごとに異なっているデータ属性やコード体系を統一する処理。
[参 平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問28]

Q:オンライン解析処理(OLAP)
A:データウェアハウス内のデータの属性をもとに多次元データベースを構築して、これを使って問題を解決すること。

Q:ドリリング
A:オンライン解析処理のひとつで、データを詳細化して解析する手法のこと。
 ドリルダウン : 集計レベルを掘り下げて、データを詳細化する操作のこと。
 ドリルスルー : 集計データのもとになる明細データを表示する操作のこと。

Q:データマート
A:OLAPにより、条件別にデータを抽出したデータベースのこと。

Q:データマイニングとは
A:ニューラルネットワークや統計解析などの手法を使って,大量に蓄積されているデータから,特徴あるパターンを探し出す。
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問30]