ITパスポート試験とは、IPA情報処理技術者試験において初級のグレードの試験である。通称Ⅰパスとも呼ばれ、IT業界だけでなく社会人としての基礎知識の位置づけになっているようです。
そこで、ちょっと調べてみました。
ITパスポート試験の合格点は、
・1000点満点中600点以上であること。(全部で100問)
・ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系3つ分野でそれぞれ30%以上正解し
ていること。上記、両方の条件を満たせば合格です。
テクノロジー系は100問中50問ということですが、戦略、管理など社会人としての
基礎知識も必要ということですね。ITおじさんとしては、きたるべく未来のために、
非IT系の企業で若き有望な人材を育成したいので、何かをしたいと考えております。
◆IPAが期待するITパスポート取得者の水準は以下の通りです。
職業人として、情報機器及びシステムの把握や、担当業務の遂行及びシステム化を推進するために、次の基礎的な知識が要求される。
(1) 利用する情報機器及びシステムを把握するために、コンピュータシステム、データベース、ネットワーク、情報セキュリティに関する知識をもち、オフィスツールを活用できる。
(2) 担当業務を理解するために、企業活動や関連業務の知識をもつ。また、担当業務の問題把握及び必要な解決を図るために、システム的な考え方や論理的な思考力をもち、かつ、問題分析及び問題解決手法に関する知識をもつ。
(3) 安全に情報を収集し、効果的に活用するために、関連法規や情報セキュリティに関する各種規定に従って活動できる。
(4) 業務の分析やシステム化の支援を行うために、情報システムの開発及び運用に関する知識をもつ。
(5) 新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をもつ。
ちなみに、この資格のメリットは、
経済産業省管轄の国家資格なので認知度も高く、様々な企業からの信頼されます。
第一に、ITおじさんが考えるところの、ITの基本知識が身につくきます。
さらにステップアップして、基本情報技術者、応用情報技術者などの上位資格取得を
目指すことができます。
各種学校にて単位取得できることがあるそうです。(要チェックです。)
さらに、大学や各種専門学校で学費の一部が免除されることがあるそうです。(要チェックです。)
就職で有利になる場合もありますし、企業によっては報奨金がでることもありますの
で、皆さんぜひチャレンジしてみてくださいね。
過去問もあります。今後、過去問と解説も記事にしていきますので、よろしくお願いい
たします。