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いろいろ書いてみます。某企業のシステム部のアラフィフのおじさんです。

応用情報技術者試験 問題㉗

Q:CAPTCHAとは
A:人間には読み取ることが可能でも,プログラムでは読み取ることが難しいという差異を利用して,ゆがめたり一部を隠したりした画像から文字を判読させ入力させることで,人間以外による自動入力を排除する技術。
[参 平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問36]

 

Q:バイオメトリクス認証
A:生体認証のことで、身体的特徴や行動的特徴による認証技術。

 

Q:静脈パターン認証
A:手のひらの静脈パターンによる認証技術。


Q:虹彩認証
A:成人には虹(こう)彩の経年変化がなく,虹彩認証では,認証デバイスでのパターン更新がほとんど不要である。
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問41]

 

Q:本人拒否率
A:ソフトウェアが誤って本人を否定する確率のこと。

 

Q:他人受入率
A:ソフトウェアが誤って他人(本人以外)を受け入れる確率のこと。
 ウイルス対策ソフトが、マルウェアに感染しているのに、「感染なし」とすることをフォールスネガティブという。

 

Q:PKI
A:所有者と公開鍵の対応付けをするのに必要なポリシや技術の集合によって実現される基盤。
[参 平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問36]


Q:ディジタル証明書
A:公開鍵が正当なものであることの証明として、第三者機関による秘密鍵ディジタル署名されている証明書のこと。


Q:公開鍵暗号方式を採用した電子商取引において,認証局(CA)の役割は。
A:取引当事者の公開鍵に対するディジタル証明書を発行する。
[参 平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問39]

 

Q:ルート証明書
A:認証局の正当性を証明するために発行されるディジタル証明書のこと。


Q:サーバ証明書
A:Webサーバの正当性を保証する証明書のこと。
サーバ証明書には、公開鍵が含まれており、その公開鍵の信頼性を担保するために認証局(CA)のディジタル署名が付与されている。
サーバ証明書を受け取った利用者は、「認証局の公開鍵」を使用して、サーバ証明書に付与されている「認証局ディジタル署名」を検証する。そして、認証が完了したら、添付されている公開鍵が正当で、かつ、改ざんされていないと判断できる。
SSL/TLSでは、上記の公開鍵の検証後に、その公開鍵を使って通信相手との共通鍵を準備し、その後は、共通鍵で暗号化通信を行う。

 

Q:クライアント証明書
A:Webサーバにアクセスするクライアントの正当性を証明するもの。


Q:セキュリティ対策で利用するCRLに記載されるデータは。
A:ディジタル証明書の有効期間内に認証局の廃止などによって失効した自己署名証明書及び相互認証証明書
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問38]


Q:入口対策
A:外部からのクラッカーの侵入やマルウェアなどの不正プログラムの侵入を防ぐ対策方法のこと。踏み台を作らないようにする対策が重要となる。

 

Q:出口対策
A:入口対策が突破された場合に備えたもので、外部への通信や自社設備を踏み台にさせないような対策のこと。

 

Q:多層防護
A:入口対策と出口対策を組み合わせて、複数のセキュリティ対策を講じること。

 

Q:検閲ネットワーク
A:社内ネットワークに接続する端末にセキュリティ上の問題がないかを検査・修正するための仕組みのこと。

 

Q:クリアデスク
A:離席時に机の上に書類等を放置しないことで、情報の紛失・漏洩を防ぐこと。

 

Q:クリアスクリーン
A:ログアウトなどでスクリーンを非表示にして、情報の紛失・漏洩を防ぐこと。

 

Q:USBキー
A:パソコンの不正利用を防ぐ目的で、指定のUSBにより利用者認証を行う方法のこと。

 

Q:SSL
A:ディジタル署名共通鍵暗号方式、公開鍵暗号方式などを組み合わせて、情報をやり取りするプロトコルSSLには脆弱性が見つかり、現在の主流はTLS


Q:HTTPS
A:HTTPに SSL の機能を付加したプロトコルのことで、クライアントとサーバの間の通信を暗号化する。通信を受信したWebサーバは、暗号化データを平文(HTTPリクエスト)に復号した後に、リクエストに応じた処理を行う。マルウェアによる、内部からのHTTPS通信は、暗号化されているため解読できず、情報漏洩につながる。


Q:TLS
A:IETF が定めたトランスポート層プロトコル
SSL脆弱性が見つかった後に、TLSが主流となった。

 

Q:SSH
A:暗号化や認証機能をもち,遠隔にあるコンピュータに安全にログインするためのプロトコルはどれか。
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問43]

 

Q:WPA2
A:無線 LAN に採用されている IEEE 802.1x の規格の暗号化方式で、 AES を採用している。AESの鍵長は、128ビット、192ビット、256ビット。NO 重要度キーワード 説明

 


Q:パケットフィルタリング
A:プロキシサーバやルータに備わるファイアウォール機能で、下記の2種類が主なもの。
 静的フィルタリング : 手動で登録された情報に基づくフィルタリング。
 動的フィルタリング : メールやWeb閲覧など、内部からの要請で、外部に通信し、その返答の通信だけを通過させる設定のこと。
・パケットに含まれるIPアドレスやポート番号などの情報をもとに、通過の可否を設定する。
・パケットのペイロード(データ部分)に関しては、チェックすることができない。

 

Q:MACアドレスフィルタリング
A:無線LANにおいて,事前にアクセスポイントに登録した端末以外の接続を制限するためのもの。
[参 平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42]


Q:標的型攻撃
A:特定のターゲットに対して、攻撃者の目的のために行うサイバー攻撃の総称。

 

Q:バッファオーバーフロー攻撃
A:攻撃対象のコンピュータに許容量以上のデータを送りつけて、誤作動やシステムダウンを起こさせる攻撃。この攻撃は、攻撃対象者以外のコンピュータを誤作動させて乗っ取り、踏み台にして別のコンピュータを攻撃する。
DoS攻撃」は過剰な負荷を与える攻撃手法で、「バッファオーバーフロー」はコンピュータの内部への攻撃手法という違いがある。


Q:JIS Q 27000で定義された情報セキュリティの特性に関する記述のうち,否認防止の特性に該当するもの。
A:ある利用者がシステムを利用したという事実を証明可能にする。
[参 平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問39]


Q:Man-in-the-Browser攻撃(MITB)
A:PCに侵入したマルウェアが,利用者のインターネットバンキングへのログインを検知して,Webブラウザから送信される振込先
などのデータを改ざんする。
[参 平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問45]


Q:サンドボックス機構とは。
A:不正な動作の可能性があるプログラムを特別な領域で動作させることによって,他の領域に悪影響が及ぶのを防ぐ。
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問44]

 

Q:リスクベース認証とは
A:普段と異なる環境からのアクセスと判断した場合,追加の本人認証をすることによって,不正アクセスに対抗し安全性を高める。
[参 平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問37]


Q:情報セキュリティにおいてバックドアとは。
A:アクセスする際にパスワード認証などの正規の手続が必要なWebサイトに,当該手続を経ないでアクセス可能なURL
[参 令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問39]

 

Q:コンティンジェンシープラン緊急時対応計画
A:脅威となるリスクが発生した場合に備えて、実施される対策のこと。
対策の立案時には、リスクの発生頻度と発生時の損失額を想定して、費用対効果を考慮した計画が求められる。


Q:災害を想定した事業継続計画(BCP)を策定する場合に行うビジネスインパクト分析での実施事項は
A:許容される最大停止時間を決定する。
[参 平成22年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問42]


Q:情報セキュリティポリシ
A:組織における情報セキュリティに対する考えや姿勢を明文化した基準のこと。
情報セキュリティ基本方針、情報セキュリティ対策基準、情報セキュリティ実施手順の3つの構成となっている。


Q:ISMS適合性能評価制度における情報セキュリティ基本方針に関するものは。
A:情報セキュリティのための経営陣の方向性及び支持を規定する。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42]

 

Q:ISMS情報セキュリティマネジメントシステム
A:情報資産を脅威から守り、情報の機密性、完全性、可用性を継続させるシステムを確立すること。


Q:ISMS適合性評価制度
A:JIS Q 27001に基づき,組織が構築した情報セキュリティマネジメントシステムの適合性を評価する。
[参 平成27年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問40]


Q:コモンクライテリア
A:情報システムのセキュリティレベルを評価するための国際基準のこと。ISO/IEC 15408。

 

Q:耐タンパ性
A:物理的、論理的に情報を読まれることを防ぐ機能で、ICチップなどの不正解読や偽造に有効な対策

応用情報技術者試験 問題㉖

Q:ワンクリック詐欺
A:メールなどに掲載した URL をクリックさせて、代金の請求画面を表示する詐欺のこと。


Q:ゼロデイ攻撃とは
A:セキュリティパッチが提供される前にパッチが対象とする脆弱性を攻撃する。
[参 平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42]

 

Q:サイドチャネル攻撃とは
A:暗号アルゴリズムを実装した攻撃対象の物理デバイスから得られる物理量(処理時間や消費電流など)やエラーメッセージから,攻撃対象の機密情報を得る。
[参 平成25年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前2 問5]

 

Q:クリプトレック暗号リスト(CRYPTREC)
A:総務省経済産業省が運営する暗号技術検討会が、利用を推奨する暗号技術のリストのこと。AES、RSAなど。

 

Q:復合
A:暗号文を平文に戻すこと。

 

Q:ディジタル署名

A:データの発信元が正当であることを証明(送信者承認)し、同時に改ざんがないことも証明(メッセージ認証)する仕組み。
公開鍵暗号方式を応用した方法で、ディジタル署名は送信者の秘密鍵で暗号化する。
これは「送信者の秘密鍵で暗号化したデータが、送信者の公開鍵のみでしか複合できない」という特性を利用したもの。


Q:情報セキュリティにおけるタイムスタンプサービスとは。
A:電子データが,ある日時に確かに存在していたこと,及びその日時以降に改ざんされていないことを証明するサービス
[参 平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問41]


Q:ディジタル署名などに用いるハッシュ関数の特徴は。
A:メッセージダイジェストからメッセージを復元することは困難である。
[参 平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問38]

 

Q:SHA-256
A:代表的なハッシュ関数で、256ビットのハッシュ値を生成するもの。


Q:S/MIMEとは
A:電子メールの内容の機密性を高めるために用いられるプロトコルはどれか。
[参 平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問36]

 

Q:暗号アルゴリズム危殆(たい)化とは
A:計算能力の向上などによって,鍵の推定が可能になり,暗号の安全性が低下すること
[参 平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問37]

 

Q:共通鍵暗号方式の特徴は
A:共通鍵暗号方式では,暗号化及び復号に同一の鍵を使用する。
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問41]

 

Q:公開鍵証明書
A:送信者の公開鍵で複合するときに、その公開鍵が本人のものと証明するための証明書のこと。公開鍵証明書は、[認証局秘密鍵]の署名により正当性を証明する。
公開鍵で暗号化されたデータを受信したら、まず複合を行い、その後に証明書の妥当性を確認する。

 

Q:AESとは
A:共通鍵暗号方式
[参 平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問37]

 

Q:RSAとは
A:公開鍵暗号方式の暗号アルゴリズム
[参 平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問40]

 

Q:RSA
A:RSAは,素因数分解の計算の困難さを利用した公開鍵暗号方式である。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問40]


Q:OpenPGPやS/MIMEにおいて用いられるハイブリッド暗号方式の特徴は。
A:公開鍵暗号方式共通鍵暗号方式を組み合わせることによって鍵管理コストと処理性能の両立を図る。
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42]


Q:メッセージ認証符号におけるメッセージダイジェストの利用目的とは。
A:メッセージが改ざんされていないことを確認する。
[参 平成23年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問41]


Q:チャレンジレスポンス認証とは
A:利用者が入力したパスワードと,サーバから送られてきたランダムなデータとをクライアント側で演算し,その結果を送信する。
[参 平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問38]

 

Q:パスワードのパターン
A:パスワードの桁数が n桁 なら、 Mの n乗個 のパスワードが設定可能となる。


Q:ワンタイムパスワード
A:一度だけ使用可能なパスワードのこと。セキュリティトークンや電話番号へのメールを利用する。

 

Q:多要素認証
A:利用者認証の手段のうち、2種類以上の組み合わせを利用する認証方法。
利用者認証の手段は、「本人しか知らない知識を認証の手段とする方法」「本人しか所有していないものを認証の手段とする方法」「本人の身体的特徴を認証の手段とする方法」の3つがある。


Q:2要素認証
A:虹彩とパスワードで認証する。
[参 平成27年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問45]

 

Q:シングルサインオンとは
A:リバースプロキシを使ったシングルサインオンの場合,利用者認証においてパスワードの代わりにディジタル証明書を用いることができる。NO 重要度キーワード 説明
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問36]

 

応用情報技術者試験 問題㉕

Q:2層コミットメント
A:分散データベースシステムにおいて,一連のトランザクション処理を行う複数サイトに更新処理が確定可能かを問い合わせ,すべてのサイトの更新処理が確定可能である場合,更新処理を確定する方式はどれか。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問30]

Q:メタデータ
A:データの定義情報(更新日、容量等)を記述した情報のこと。

Q:分散データベースシステムのデータディクショナリ/ディレクトリの配置方式に関するものは。
A:集中管理方式では,データディクショナリ/ディレクトリを保有するサイトの障害が,分散データベースシステムの重大な障害になる。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問28]

Q:表に対するSQLのGRANT文とは。
A:表の利用者に対し,表への問合せ,更新,追加,削除などの操作を許可する。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問25]

Q:クラッキング
A:コンピュータに不正侵入して、データの盗聴や破壊を行う攻撃全般を意味する。

Q:SPAM
A:無差別に送付される迷惑メールのこと。

Q:ソーシャルエンジニアリングに分類されるものは。
A:システム管理者などを装い,利用者に問い合わせてパスワードを取得する。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問39]

Q:マルウェア
A:コンピュータウィルススパイウェアなどの不正プログラムの総称のこと。

Q:ワーム
A:コンピュータシステムやネットワークに侵入し、増殖するウイルスのこと。

Q:ボット
A:ネットワークを介して、外部からコンピュータを操ることソフトウェアのこと。

Q:ボットネット
A:ボットが侵入しているコンピュータで構成されているネットワークのこと。

Q:ボットネットにおけるC&Cサーバの役割とは。
A:侵入して乗っ取ったコンピュータに対して,他のコンピュータへの攻撃などの不正な操作をするよう,外部から命令を出したり応答を受け取ったりする。
[参 令和2年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問43]

Q:スパイウェア
A:コンピュータに侵入して、不正に個人情報などを収集するプログラムのこと。トロイの木馬など。

Q:ランサムウェア
A:ファイルやデータの暗号化などでアクセス不能にし、元に戻すための身代金を利用者に要求する攻撃。

Q:キーロガー
A:キーボードなどからの外部入力情報を監視するソフトウェアやハードウェアのこと。

Q:ルートキット
A:攻撃者が不正侵入後にマルウェアなどの攻撃ツールをパッケージ化して隠蔽するプログラムのこと。侵入の痕跡やバックドアもパッケージ化されている。

Q:バックドア
A:攻撃者が不正な行為に利用するため、ネットワークやサーバに設置した侵入経路のこと。

Q:偽セキュリティ対策ソフト・セキュリティ機能を有しているように偽装したソフトウェアのこと
A:脆弱性・システムやソフトウェアなどの弱点のこと。

Q:シャドーIT
A:私物のパソコンなどを許可を得ず持ち込み、使用すること。

Q:セキュリティホール
A:セキュリティ上の弱点のこと。

Q:パスワードクラック
A:総当たり攻撃、辞書攻撃、レインボー攻撃などのパスワードを破る攻撃全般を言う。

Q:ブルートフォース(総当たり)攻撃
A:可能性がある文字のあらゆる組合せのパスワードでログインを試みる。
[参 平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問44]

Q:辞書攻撃
A:利用者が使いそうな文字列を、一覧ファイル(辞書)として保持し、その情報でパスワードを破る攻撃手法のこと。

Q:パスワードクラック手法の一種である,レインボー攻撃とは。
A:平文のパスワードとハッシュ値をチェーンによって管理するテーブルを準備しておき,それを用いて,不正に入手したハッシュ値からパスワードを解読する。
[参 平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問38]

Q:パスワードリスト攻撃とは
A:どこかのWebサイトから流出した利用者IDとパスワードのリストを用いて,他のWebサイトに対してログインを試行する。
[参 平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問39]

Q:クロスサイトスクリプティングとは
A:Webアプリケーションのフォームの入力フィールドに,悪意のあるJavaScriptコードを含んだデータを入力する
[参 平成25年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42]

Q:クロスサイトスクリプティングとは
A:攻撃者が用意したスクリプトを,閲覧者のWebブラウザを介して脆弱なWebサイトに送り込み,閲覧者のWebブラウザ上でスク
リプトを実行させる。
[参 平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問36]

Q:クロスサイトリクエストフォージェリ
A:Webサイトに不正なスクリプトを埋め込み、利用者に気付かれずに別のウェブサイトを不正に操作させる攻撃手法。Webサイトの利用時は、リクエストの発信元の正当性を確認し、作業後は必ずログアウトすることが対策となる。

Q:クリックジャッキング攻撃とは
A:WebサイトAのコンテンツ上に透明化した標的サイトBのコンテンツを配置し,WebサイトA上の操作に見せかけて標的サイトB上で操作させる。
[参 平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問22]

Q:ドライブバイダウンロード攻撃とは。
A:利用者がWebサイトを閲覧したとき,利用者に気付かれないように,利用者のPCに不正プログラムを転送させる。
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問40]

Q:エクスプロイトキットとは
A:OSやアプリケーションソフトウェア脆弱性を悪用して攻撃するツール
[参 令和元年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42]

Q:SQLインジェクション
A:Webページ上で利用者がデータを入力する箇所に、特殊なコマンド(「< >」など)を使うことで、内部のレコードを不正に操作し、情報の改ざんや消去を行う攻撃手法のこと。主な対策として下記が挙げられる。
 エスケープ処理 : 入力フォームの内容から特殊なコマンド(「&」や「< >」など)を検出し、一般の文字列に置き換える(無害化)こと。
 バインド機構 : エスケープ処理を自動的に行うデータベースの機能で、静的プレースホルダを用いる。

Q:SQLインジェクションにおけるセキュリティ上の対策は。
A:SQLインジェクションを防ぐために,Webアプリケーション内でデータベースへの問合せを作成する際にバインド機構を使用する。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問40]

Q:ディレクトリトラバーサル攻撃はどは
A:入力文字列からアクセスするファイル名を組み立てるアプリケーションに対して,攻撃者が,上位のディレクトリを意味する文字列を使って,非公開のファイルにアクセスする。
[参 平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問46]

Q:中間者攻撃
A:送信者と受信者の間に介在し、なりすましや情報の横取りをする攻撃手法全般のことを言う。

Q:第三者中継
A:自身とは無関係の第三者のメールサーバを不正に中継し、身元を偽ってメールを送信する攻撃手法のこと。

Q:IPスプーフィング
A:偽のIPアドレスを使って、ファイアウォールを突破し、ネットワークに侵入する攻撃手法のこと。詐称したIPアドレスは、シーケンス番号(データやパケットの送信順序を表す番号)が正当なものとならない。

Q:DNSキャッシュポイズニング
A:DNSサーバの情報を不正に書き換え、インターネット利用者を偽のWebサイトに誘導する攻撃手法のこと。最新のパッチの適用や、DNSサーバ台数を増やすことが対策となる。

Q:セッションハイジャック
A:セッションIDやクッキー盗聴し、利用者になりすまして、不正アクセスする攻撃手法のこと。難解なセッションIDやパスワード、セッションクッキーの使用。また、これらの使用可能時間を短くすることが対策となる。

Q:リプレイ攻撃
A:ログインシーケンスを盗聴して、利用者になりすまして、不正アクセスする攻撃手法のこと。

Q:Dos攻撃
A:攻撃目標のサーバに大量のデータを送り込み、負荷をかけてサービスの低下や停止させる攻撃のこと。

Q:DDos攻撃
A:攻撃者と全く関係のない複数の第三者のコンピュータを踏み台にして、標的のサーバに一斉にデータを送り込み、負荷をかけてサービスの低下や停止させる攻撃のこと。

Q:OSコマンドインジェクション攻撃
A:外部からOSの操作やディレクトリ作成を行うコマンドなどを送り、不正操作(なりすまし、漏洩)する攻撃のこと。シェルを起動させる言語機能の利用を避けることが対策となる。

Q:カミンスキーアタック
A:攻撃対象の名前ラベルをランダム化することで、DNSキャッシュポイズニングを効果的に行う攻撃。

Q:APT(Advanced Persistent Threats)とは。
A:攻撃者は特定の目的をもち,特定組織を標的に複数の手法を組み合わせて気付かれないよう執拗(よう)に攻撃を繰り返す。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問35]

Q:水飲み場型攻撃(Watering Hole Attack)の手口は。
A:標的組織の従業員が頻繁にアクセスするWebサイトに攻撃コードを埋め込み,標的組織の従業員がアクセスしたときだけ攻撃が行われるようにする。
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問40]

Q:フィッシング(phishing)による被害は。
A:"本人情報の再確認が必要なので入力してください"という電子メールで示されたURLにアクセスし,個人情報を入力したところ,詐取された。
[参 平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問39]

応用情報技術者試験 問題㉔

Q:非ナル制約
A:「not Null」が指定されている項目が、「null」であることを禁止する制約のこと。

Q:更新制約
A:指定された条件以外での更新を禁止する制約のこと。

Q:検査制約
A:指定された条件以外の入力を禁止する制約のこと。

Q:データの正規化
A:ひとつのデータベースに重複情報があると非効率なため、一定の手順でデータベースを分割し、シンプルにしていくことを言う。データの関連性を明確にし、データ更新も容易になる。

Q:第一正規化
A:レコードの中の重複項目を独立させて、それぞれを1行にまとめる作業のこと。

Q:第二正規化
A:完全関数従属を満たした状態にすること。完全関数従属は、すべての表(テーブル)において、非キー項目がひとつの主キーをもとに紐づいた状態のこと。

Q:第三正規化
A:非キー項目に従属(推移的関数従属)する項目があれば、別の表(テーブル)として独立させること。推移的関係従属は、非キー項目とそれが決まると確定する項目との従属関係のことを言う。

Q:選択
A:特定の行を取り出す操作のこと。

Q:射影
A:特定の列を取り出す操作のこと。

Q:結合
A:複数の表を関連のある列の値をキーにして、ひとつにまとめた新たな表(ビュー表)を作成すること。

Q:SQL
A:リレーショナルデータベースを加工・抽出するための言語のこと。

Q:データの挿入
A:insert into

Q:データの削除
A:delete from 表名 where 条件

Q:データの更新
A:update 表名 set 列名

Q:データ抽出
A:SELECT 列名 from 表名

Q:重複削除抽出
A:SELECT distinct 列名 from 表名

Q:抽出条件の値の範囲指定 (値Aから値Dまで抽出)
A:SELECT 列名 from 表名 where 列名 between 値A and 値D

Q:抽出条件の値の指定(値Kと値Lを抽出)
A:SELECT 列名 from 表名 where 列名 IN(値K値L・・・)

Q:あいまい検索
A:SELECT 列名 from 表名 where 列名 like

Q:NULL値列の抽出・SELECT 列名 from 表名 Where 列名 is NULL
A:同じ値のものをひとつのグループで抽出
SELECT 列名 from 表名 Group by 列名

Q:UNION ALL 句
A:重複行を含めて結合の結果を返す構文。

Q:共有ロック
A:データが使用されているとき、他の利用者はそのデータを参照できるが、更新はできない状態のこと。
共有ロックされているデータは、他の利用者により共有ロックすることができるが、占有ロックはすることができない。

Q:占有ロック
A:データが使用されているとき、他の利用者がデータの参照、更新ができない状態のこと。

Q:ロックの粒度
A:ロックするデータの範囲のことで、現場の運用に合わせた設定が必要となる。
粒度を大きくすると、更新待ち状態が多発して、全体の処理効率が低下する。
粒度を小さくすると、同時更新の発生は低下するが、複数のCPU処理が発生し、負荷が増大する。

Q:デッドロック
A:お互いの処理がどちらも「待ち状態」となり、処理が進まなくなってしまう状態のこと。

Q:コミットメント
A:データベースの更新確定処理のこと。
データベースは、アップデートなどの指示があっても物理的な更新はされず、トランザクション処理が正常に終了し、コミットされたときに更新される。

Q:DBMSにおけるログファイルは。
A:データベースの回復処理のため,データの更新前後の値を書き出してデータベースの更新記録を取ったものである。
[参 平成24年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問32]

Q:ロールバック
A:障害が発生したとき、データとログファイルの更新前のイメージ(更新前ログを使って更新前の状態に戻すこと。ロールバック適用後は、トランザクション開始前の状態に戻す。

Q:ロールフォワードとは
A:チェックポイント情報と更新後ログを使って回復する。
[参 平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問34]

Q:チェックポイント
A:ロールバックやロールフォワードのためのファイル(ログ)を採取するタイミングのこと。

Q:Acid 特性
 原子性 atomicity
 一貫性 consistency
 独立性 isolation
 耐久性 durability
A:データベースが備えるべき、4つの特性のこと。
 原子性 : 処理が途中の状態で、完了となるような中間的な状態は存在しないという性質のこと。
 一貫性 : データベースの内容に矛盾は存在しないという性質のこと。
 独立性 : 複数のトランザクションが同時に実行されても、順番に実行されたときと結果は同じという性質のこと。
 耐久性 : トランザクション終了後は、障害が発生しても結果が損失しないという性質のこと。

Q:トランザクションのACID特性のうち,一貫性(consistency)とは。
A:整合性の取れたデータベースに対して,トランザクション実行後も整合性が取れている性質である。
[参 平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問30]

Q:トランザクション処理
A:データベースを更新する処理のこと。

Q:データウェアハウス
A:社内の全システムのデータベースのような 大規模 なデータベースのこと。

Q:データクレンジングとは
A:データウェアハウスを構築するために,業務システムごとに異なっているデータ属性やコード体系を統一する処理。
[参 平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問28]

Q:オンライン解析処理(OLAP)
A:データウェアハウス内のデータの属性をもとに多次元データベースを構築して、これを使って問題を解決すること。

Q:ドリリング
A:オンライン解析処理のひとつで、データを詳細化して解析する手法のこと。
 ドリルダウン : 集計レベルを掘り下げて、データを詳細化する操作のこと。
 ドリルスルー : 集計データのもとになる明細データを表示する操作のこと。

Q:データマート
A:OLAPにより、条件別にデータを抽出したデータベースのこと。

Q:データマイニングとは
A:ニューラルネットワークや統計解析などの手法を使って,大量に蓄積されているデータから,特徴あるパターンを探し出す。
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問30]

応用情報技術者試験 問題㉓

Q:PCを使って電子メールの送受信を行う際に,電子メールの送信とメールサーバからの電子メールの受信に使用するプロトコルの組合せは。
A:SMTP / IMAP4
[参 平成31年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問46]

 

Q:WWW
A:WebサーバにあるWebページの情報を検索し、閲覧するシステムのこと。

 

Q:HTTP
A:Webサーバとクライアント間のデータ送受信に使用されるアプリケーション層のプロトコル


Q:CGIとは
A:Webサーバにおいて,クライアントからの要求に応じてアプリケーションプログラムを実行して,その結果をブラウザに返すなどのインタラクティブなページを実現するために,Webサーバと外部プログラムを連携させる仕組み
[参考:平成22年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問39]

 

Q:FTPとは
A:二つのコンピュータ間のファイル転送を,これら二つのコンピュータとは異なるコンピュータから制御して実行することもできる。
[参 平成14年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問61]

 

Q:VPN
A:インターネット共有回線を経由して構築する、仮想的なプライベートネットワークのことで、トンネリングと呼ばれる。


Q:IPsec
A:ネットワーク層のセキュリティプロトコルで、パケット単位での認証、暗号化による盗聴・改ざん防止などの機能がある。
 暗号化機能を提供する ESP や、共通鍵を交換する IKE などの技術を用いる。


Q:FTTH
A:光ファイバを使った家庭向けの通信サービスの形態
[参 平成29年度 春期 ITパスポート試験 問68]


Q:ファイアウォール
A:あらかじめ設定した条件に合致した通信だけをアクセスさせて、不正アクセスを防ぐもの。IPアドレスやポート番号を用いたフィルタリングを行う。

 

Q:DMZ
A:外部ネットワークからも内部ネットワークからも隔離されたエリアのこと。


Q:IDS
A:サーバやネットワークを監視し,侵入や侵害を検知した場合に管理者へ通知する。
[参 平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問42]


Q:IPS
A:侵入防止システムのことで、IDSとは違い、監視だけでなく不正アクセスを防止するシステムのこと。

 

Q:WAF
A:Webアプリケーションへの攻撃を監視し阻止する。
[参考:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問45]


Q:SIEM(Security Information and Event Management)の特徴は。
A:複数のサーバやネットワーク機器のログを収集分析し,不審なアクセスを検知する。
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問38]


Q:完全一致によるパターンマッチング方式のウイルス対策ソフトは,ウイルス単体の特徴あるコード列を照合に用いる。そのコード列の長さと検出の関係は。
A:コード列が短いほど,正常なプログラムを誤検出する可能性が高くなる。
[参 平成20年度 秋期 ソフトウェア開発技術者試験 午前 問74]

 

Q:ウイルス検知手法の一つであるビヘイビア法は。
A:検査対象プログラムを動作させてその挙動を監視し,もしウイルスによく見られる行動を起こせばウイルスとして検知する。
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42]


Q:コンピュータウイルスの検出,機能の解明,又は種類の特定をする方法は。
A:逆アセンブルは,バイナリタイプの新種ウイルスの機能を解明するのに有効な手法である。
[参 平成18年度 秋期 ソフトウェア開発技術者試験 午前 問75]


Q:クライアントサーバシステムにおいて,クライアント側からストアドプロシージャを利用したときの利点は
A:クライアントとサーバ間の通信量を削減できる。
[参 平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問27]


Q:関係データベースのデータ構造の説明は。
A:データを2次元の表によって表現する。
[参 平成25年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問29]

 

Q:階層型データベース
A:データベースの構造のひとつで、親データは複数の子データを保持できるが、子データが親データを複数保持することができないものを言う。


Q:関係データベースにおけるインデックスの設定とは。
A:インデックスの設定に際しては,検索条件の検討だけでなく,テーブルのレコード数についての考慮も必要である。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問31]

 

Q:内部スキーマとは
A:データベースを記録媒体にどのように格納するかを記述したもの。
[参 平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問26]

 

Q:3層スキーマ
A:データベースの構造を3つの階層に分けたモデルのこと。
 外部スキーマ : 出力結果などのユーザから見えるデータベースのこと。
 概念スキーマ : データの関連性などを定義する部分で、開発者が見るデータベースのこと。
 内部スキーマ : データの格納方法を定義する部分のこと。

 

Q:候補キー
A:主キーの候補となるキーのこと。

 

Q:主キー
A:候補キーの中から指定されたの特定のキーのこと。

 

Q:外部キー
A:候補キーを参照するキーのこと。

 

Q:複合主キー
A:複数の属性を組合せて、主キーとして使用するもの。
主キーの属性数が多いと、SQLの記述が煩雑になり、テーブル間の依存度が高くなる。また、コードの仕様変更時の影響を受けやすいというデメリットがある。

 

Q:代用キー
A:複合主キーによって複雑化したデータにシンプルな属性を追加し、複合キーの代わりにそれを主キーとするもの。

 

Q:代理キー
A:代用キーの追加により、主キーではなくなった複合キーのこと。


Q:関係R(A,B,C,D,E,F)において,関数従属A→B,C→D,C→E,{A,C}→Fが成立するとき,関係Rの候補キーはどれか。
A:{A,C}
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問26]

 

Q:一意性制約
A:指定された項目、指定された組み合わせにおいて重複を禁止する制約のこと。

 

Q:参照制約
A:外部キーを持つ表Aから、他の表Bを参照するとき、表Bには必ず表Aの外部キーの値が存在しなければならない。

応用情報技術者試験 問題㉒

Q:ビット誤り率が1/600,000の回線を使用し,2,400ビット/秒の伝送速度でデータを送信すると,平均で何秒に1回のビット誤りが発生するか。
A:250秒
[参 平成19年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問55]


Q:1台のサーバと複数台のクライアントが,100Mビット/秒のLANで接続されている。業務のピーク時には,クライアント1台につき1分当たり600kバイトのデータをサーバからダウンロードする。このとき,同時使用してもピーク時に業務を滞りなく遂行できるクライアントの数は何台までか。ここで,LANの伝送効率は50%,サーバ及びクライアント内の処理時間は無視できるものとし,1Mビット/秒=106ビット/秒,1kバイト=1,000バイトとする。
A:625
[参 平成20年度 春期 ソフトウェア開発技術者試験 午前 問58]

 

Q:配列を用いてスタックを実現する場合の構成要素として,最低限必要なものは。
A:スタックに最後に入った要素を示す添字の変数
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問5]

 

Q:4ビットから成る情報ビット x1x2x3x4 に対して,
 (x1+x2+x3+x5) mod 2=0
 (x1+x2+x4+x6) mod 2=0
 (x2+x3+x4+x7) mod 2=0
を満たす冗長ビット x5x6x7 を付加した符号 x1x2x3x4x5x6x7 を送信する。
 受信符号 y1y2y3y4y5y6y7 が,送信符号と高々1ビットしか異ならないとき,
 (y1+y2+y3+y5) mod 2
 (y1+y2+y4+y6) mod 2
 (y2+y3+y4+y7) mod 2
がそれぞれ0になるかどうかによって,正しい情報ビット x1x2x3x4 を求めることが可能である。y1y2y3y4y5y6y7=1100010 であるとき,正しい情報ビットはどれか。ここで,a mod b は,aをbで割った余りを表す。
A:1101
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問3]

 

Q:ファイバチャネル
A:大容量のデータを転送することができるネットワークプロトコルのこと。

 

Q:NASを利用することによって,達成できるものは。
A:サーバごとに専用の磁気ディスクを搭載して個別管理するよりも,ファイルサーバのようにシステム全体で磁気ディスク群を効率的に利用することができる。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問12]


Q:LAN
A:自社ビル内などの限定された領域に構築したネットワークのこと。

 

Q:WAN
A:公衆回線(電話線など)により構築された全国規模のネットワークのこと。

 

Q:NIC(ネットワークインターフェースカード)
A:LAN カードのこと。ほとんどの PC に内蔵されていて、6バイトの認識情報(MACアドレス)が記載されている。

 

Q:MACアドレス
A:隣接機器のアドレス情報を確認するために用いられる。
 パケット情報内では、IPアドレスとは違って、通信機器を通過するたびに書き換わる 項目である。

 

Q:光ファイバーケーブル
A:雑音に強く、電磁的な干渉を受けない伝送媒体のこと。

 

Q:IP アドレス
A:送信元と送信先のアドレス情報のこと。MACアドレスとは違って、パケット情報内では不変の項目。

 

Q:グローバル IP アドレス
A:インターネットで利用時に使用する IP アドレスのこと。

 

Q:プライベート IP アドレス
A:内部ネットワーク(LAN)で利用する IP アドレスのこと。

 

Q:IPv4
A:IPアドレスのバージョンで最も主流なものがコレ。

 

Q:IPv6
A:IPv4 に次いで主流になりつつあるもので、下記の特徴がある。
 ・128 ビットのアドレス空間を持つ。
 ・クラスの区分はない。
 ・プレフィックスは、 [FF00::/8 ]。
 ・拡張ヘッダを利用することで、暗号化のセキュリティ機能(IPsec)を使える。

 

Q:ユニキャストアドレス
A:IPv6アドレスのひとつで、1対1の通信に利用するもの。

 

Q:マルチキャストアドレス
A:IPv6アドレスのひとつで、1対グループ(多数)の通信に利用するもの。

 

Q:エニーキャストアドレス
A:IPv6アドレスのひとつで、1対グループ内の1人(多数のうちの1人)の通信に利用するもの。


Q:インターネット接続用ルータのNAT機能の説明は
A:プライベートIPアドレスグローバルIPアドレスを相互に変換する機能である。
[参 平成22年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問36]

 

Q:TCPUDPのポート番号を識別し,プライベートIPアドレスグローバルIPアドレスとの対応関係を管理することによって,プライ
ベートIPアドレスを使用するLAN上の複数の端末が,一つのグローバルIPアドレスを共有してインターネットにアクセスする仕組みは。
A:NAPT
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問34]

 

Q:ウェルノウンポート番号
A:標準ポート番号のこと。(FTPTELNET等)

 

Q:プライベート IP アドレスの推奨
A:クラス A 10.0.0.0 ~ 10.255255255
 クラス B 17216.0.0 ~ 172.31.255.255
 クラス C 192.168.0.0 ~ 192.168.255.255

 

Q:OSI 基本参照モデル
A:システムが備えるべき機能を7階層に分けたもの。

 

Q:アプリケーション層(第7階層)
A:電子メールなどの利用者間の作業に応じたサービスに関する機能を提供する階層。

 

Q:プレゼンテーション層(第6階層)
A:データの表現や形式の制御、暗号化や圧縮などを行う階層。

 

Q:セクション層(第5階層)
A:OSI基本参照モデルにおいて,アプリケーションプロセス間での会話を構成し,同期をとり,データ交換を管理するために必要な手段を提供する層。

 

Q:トランスポート層(第4階層)
A:誤り検出、フロー制御など情報が確実に送受信されるように通信経路を管理する階層。

 

Q:ネットワーク層(第3階層)
A:通信経路の選択やデータの中継、転送を管理する階層。

 

Q:データリンク層(第2階層)
A:隣接する装置間での伝送を制御する階層。

 

Q:物理層(第1階層)
A:コネクタの形状など、電気的特性を定める階層。

 

Q:ハブ
A:複数のLANをツイストペアケーブルで接続する集線装置のこと。

 

Q:LAN間接続装置リピータとは
A:リピータは,同種のセグメント間で信号を増幅することによって伝送距離を延長する。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問33]


Q:リピータハブ
A:ポストの台数が増えると、伝送路上で衝突が多発し、伝送速度が低下する。

 

Q:ブリッジとは
A:CSMA/CD方式のLANで使用されるスイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)は,フレームの蓄積機能,速度変換機能や交換機能を持っている。このようなスイッチングハブと同等の機能をもち,同じプロトコル階層で動作する装置。
[参考:平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問32]


Q:レイヤ2のスイッチングハブの機能は。
A:MACアドレスを解析することによって,必要なLANポートにデータを流す。
[参 平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問31]

 

Q:ルータとは
A:伝送媒体やアクセス制御方式の異なるネットワークの接続が可能であり,送信データのIPアドレスを識別し,データの転送経路を決定する。
[参 平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問35]

 

Q:ゲートウェイ
A:基本参照モデルの全ての層の機能を持ち、プロトコルが異なるネットワーク間を接続する装置のこと。

 

Q:パリティチェック
A:パリティビット(検査用のビット)を、データに付加してビット誤りを検出する方法で、下記の種類がある。
 偶数パリティ : ビット列中の個数が、偶数個になるように0や1を付加する方法
 奇数パリティ : ビット列中の個数が、奇数個になるように0や1を付加する方法
 垂直パリティチェック : 一列に対し垂直にチェックする方法
 水平パリティチェック : 一列に対し水平にチェックする方法


Q:送信側では,ビット列をある生成多項式で割った余りをそのビット列に付加して送信し,受信側では,受信したビット列が同じ生成多項式で割り切れるか否かで誤りの発生を判断する誤り検査方式は。
A:CRC方式
[参 平成22年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問4]

 

Q:ハミング符号
A:データに冗長ビットを付加して、ビットの誤り検出と訂正をするもの。

 

Q:ECCメモリとは
A:障害発生時の影響が大きいサーバにおいて,誤り訂正に使われる。
[参 平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問23]


Q:イーサネットで使用されるメディアアクセス制御方式であるCSMA/CDに関するもの。
A:それぞれのステーションがキャリア検知を行うとともに,送信データの衝突が起きた場合は再送する。
[参 平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問32]

 

Q:CSMA/CA
A:無線 LAN で採用されているプロトコルで、伝送路が継続して開いていることを確認してデータを送信する方式。


Q:トークンパッシング
A:送信鍵(トークン)を持つ端末だけが、データを送信できる方式のことで下記の種類がある。
 トークンバス方式 : 一本のケーブルに複数端末を接続したLANに対応した方式。
 トークンリング方式 : ループ状のLANに対応した方式。

 

Q:TCP/IP

A:インターネットでの標準プロトコルで、階層構造になっている。
 アプリケーション層 : ユーザーアプリケーションに対して、サービスを提供する階層。
 トランスポート層 : コンピュータと端末間のデータ伝送を制御する階層。
 インターネット層 : ネットワークでデータ転送を行うための経路選択や中継を制御する階層。
 ネットワークインターフェース層 : データの転送や誤りを制御する階層。


Q:TCP/IPネットワークにおけるARPの説明は。
A:IPアドレスからMACアドレスを得るプロトコルである
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問33]

 

Q:TCP/IPに関連するプロトコルであるRARPの説明として,適切なものはどれか。
A:MACアドレスを基にIPアドレスを問い合わせるプロトコル
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問36]


Q:PPPとは
A:WANを介して二つのノードをダイヤルアップ接続するときに使用されるプロトコルで,リンク制御やエラー処理機能をもつもの。
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問33]

 

Q:PPPoE
A:データリンク層に該当するプロトコルで、イーサネット上でPPPを使用できるようにしたもの。電話回線を用いたダイヤルアップ接続で使われる通信プロトコル

 

Q:IP
A:データをパケットという単位に分割して送信するネットワーク層に該当するプロトコル

 

Q:サブネットマスク
A:IPアドレスのうち、ネットワークアドレスとホストアドレスを識別するための値のこと。

 

Q:サブネットアドレス
A:IPv4におけるホストアドレスの一部分のこと。

 

Q:TCP

A:トランスポート層に該当するもので、パケット送信のコネクション型通信プロトコルのこと。

 

Q:IPの上位プロトコルとして,コネクションレスのデータグラム通信を実現し,信頼性のための確認応答や順序制御などの機能を
もたないプロトコルは。
A:UDP
[参 平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問37]

 

Q:IPネットワークのプロトコルのうち,OSI基本参照モデルトランスポート層に位置するものは。
A:UDP
[参 平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問36]

 

Q:DHCPとは
A:TCP/IPネットワークにおいて,IPアドレスを動的に割り当てるプロトコル
[参 平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問32]

 

Q:TELNETとは
A:TCP/IPネットワークで利用されるプロトコルのうち,ホストにリモートログインし,遠隔操作ができる仮想端末機能を提供するもの。
[参 平成23年度 特別期 基本情報技術者試験 午前 問41]

 

Q:IEEE 802.11
A:無線 LAN の標準的な仕様として最初に定められたもので、CSMA/CAを採用している。
  Bluetoothと電子レンジは、周波数帯が同じなので影響を受ける。
  IEEE802.1xの規格を利用すれば、暗号化鍵を用いた暗号化通信を実現できる。


Q:ネットワーク機器の接続状態を調べるためのコマンドpingが用いるプロトコルはどれか。
A:ICMP
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問32]

 

Q:ping
A:ICMPを用いて、ネットワークの接続確認をするコマンドのこと。

 

Q:TCP/IPネットワーク上で,メールサーバから電子メールを取り出すプロトコルは。
A:POP3
[参 平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問37]

応用情報技術者試験 問題㉑

Q:処理はすべてCPU処理である三つのジョブ A,B,C がある。それらを単独で実行したときの処理時間は,ジョブAは5分,ジョブBは10分,ジョブCは15分である。この三つのジョブを次のスケジューリング方式に基づいて同時に開始すると,ジョブBが終
了するまでの経過時間はおよそ何分か。
〔スケジューリング方式〕
(1) : 一定時間(これをタイムクウォンタムと呼ぶ)内に処理が終了しなければ,処理を中断させて,待ち行列の最後尾へ回す。
(2) : 待ち行列に並んだ順に実行する。
(3) : タイムクウォンタムは,ジョブの処理時間に比べて十分に小さい値とする。
(4) : ジョブの切替え時間は考慮しないものとする。
A:25
[参 平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問16]

 
Q:2台の端末と2台のレイヤ3スイッチが図のようにLANで接続されているとき,端末Aがフレームを送信し始めてから,端末Bがそのフレームを受信し終わるまでの時間は,およそ何ミリ秒か。
〔条件〕
フレーム長:1,000バイト
LANの伝送速度:100Mビット/秒
レイヤ3スイッチにおける1フレームの処理時間:0.2ミリ秒
レイヤ3スイッチは,1フレームの受信を完了してから送信を開始する。
A:0.64ミリ
[参 平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問31]

 

Q:インターネットに接続された利用者のPCから,DMZ上の公開Webサイトにアクセスし,利用者の個人情報を入力すると,その個人情報が内部ネットワークのデータベース(DB)サーバに蓄積されるシステムがある。このシステムにおいて,利用者個人の
ディジタル証明書を用いたTLS通信を行うことによって期待できるセキュリティ上の効果は。
A:PCとWebサーバ間の通信データを暗号化するとともに,利用者を認証することができるようになる。
[参 平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問40]


Q:次の数式は,ある細菌の第n世代の個数f(n)が1世代後にどのように変化するかを表現したものである。この漸化式の解釈として,1世代後の細菌の個数が,第n世代と比較してどのようになるかの説明は。
 f(n+1)+0.2×f(n)=2×f(n)
A:1世代後の個数は,第n世代の個数の1.8倍に増える。
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問5]

 

Q:15Mバイトのプログラムを圧縮した状態でフラッシュメモリに格納している。プログラムの圧縮率が40%,フラッシュメモリから主記憶への転送速度が20Mバイト/秒であり,1Mバイトに圧縮されたデータの展開に主記憶上で0.03秒が掛かるとき,このプロ
グラムが主記憶に展開されるまでの時間は何秒か。ここで,フラッシュメモリから主記憶への転送と圧縮データの展開は同時には行われないものとする。
A:0.48
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問11]


Q:2台のプリンタがあり,それぞれの稼働率が0.7と0.6である。この2台のプリンタのいずれか一方が稼動していて,他方が故障している確率は幾らか。ここで,2台のプリンタの稼動状態は独立であり,プリンタ以外の要因は考慮しないものとする。
A:0.46
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問14]


Q:16ビットのダウンカウントのカウンタを用い,そのカウンタの値が0になると割込みを発生させるハードウェアタイマがある。カウンタに初期値として10進数の150をセットしてタイマをスタートすると,最初の割込みが発生するまでの時間は何マイクロ秒か。ここで,タイマクロックは16MHzを32分周したものとする。
A:300
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問22]


Q:四つのアルファベットa~d から成るテキストがあり,各アルファベットは2ビットの固定長2進符号で符号化されている。このテキストにおける各アルファベットの出現確率を調べたところ,表のとおりであった。各アルファベットの符号を表のような可変長2進符号に変換する場合,符号化されたテキストの,変換前に対する変換後のビット列の長さの比は,およそ幾つか。

A:0.95
[参考:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問3]


Q:fact(n)は,非負の整数nに対してnの階乗を返す。fact(n)の再帰的な定義はどれか。
A:if n=0 then 1 else return n×fact(n-1)
[参 平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問7]


Q:VoIP通信において8kビット/秒の音声符号化を行い,パケット生成周期が10ミリ秒のとき,1パケットに含まれる音声ペイロードは何バイトか。
A:10
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問30]


Q:固定区画方式を使用した主記憶において,大きさが100kバイト,200kバイト,300kバイト,400kバイトの区画をそれぞれ一つ設定する。この主記憶に,大きさが250kバイト,250kバイト,50kバイトのプログラムをベストフィット方式で割り当てた。この時点で,使用できない領域は合計で何kバイト生じているか。
A:250
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問17]

 

Q:プログラムの実行時に利用される記憶領域にスタック領域とヒープ領域がある。それらの領域に関する記述は。
A:サブルーチンからの戻り番地の退避にはスタック領域が使用され,割当てと解放の順序に関連がないデータにはヒープ領域が使用される。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問15]

 

Q:次の条件で運転するクライアントサーバシステムにおいて,ネットワークに必要な転送速度は,最低何ビット/秒か。
〔条件〕
(1) : トランザクション1件の平均的な処理は,CPU命令300万ステップとデータ入出力40回で構成され,ネットワークで転送さ
れるデータは送受信それぞれ1,000バイトである。
(2) : ・サーバでのCPU命令1ステップの平均実行時間は300ナノ秒である。
(3) : ・データ入出力は1回平均20ミリ秒で処理されている。
(4) : ・1バイトは8ビットとする。
(5) : ・クライアントにおけるデータの送信開始から受信完了までに許容される時間は2.5秒である。
(6) : ・サーバは1CPU,1コアで構成されている。
(7) : ・待ち時間及び,その他のオーバヘッドは考慮しない。
A:20,000
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問13]