応用情報技術者試験 問題㉒
Q:ビット誤り率が1/600,000の回線を使用し,2,400ビット/秒の伝送速度でデータを送信すると,平均で何秒に1回のビット誤りが発生するか。
A:250秒
[参 平成19年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問55]
Q:1台のサーバと複数台のクライアントが,100Mビット/秒のLANで接続されている。業務のピーク時には,クライアント1台につき1分当たり600kバイトのデータをサーバからダウンロードする。このとき,同時使用してもピーク時に業務を滞りなく遂行できるクライアントの数は何台までか。ここで,LANの伝送効率は50%,サーバ及びクライアント内の処理時間は無視できるものとし,1Mビット/秒=106ビット/秒,1kバイト=1,000バイトとする。
A:625
[参 平成20年度 春期 ソフトウェア開発技術者試験 午前 問58]
Q:配列を用いてスタックを実現する場合の構成要素として,最低限必要なものは。
A:スタックに最後に入った要素を示す添字の変数
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問5]
Q:4ビットから成る情報ビット x1x2x3x4 に対して,
(x1+x2+x3+x5) mod 2=0
(x1+x2+x4+x6) mod 2=0
(x2+x3+x4+x7) mod 2=0
を満たす冗長ビット x5x6x7 を付加した符号 x1x2x3x4x5x6x7 を送信する。
受信符号 y1y2y3y4y5y6y7 が,送信符号と高々1ビットしか異ならないとき,
(y1+y2+y3+y5) mod 2
(y1+y2+y4+y6) mod 2
(y2+y3+y4+y7) mod 2
がそれぞれ0になるかどうかによって,正しい情報ビット x1x2x3x4 を求めることが可能である。y1y2y3y4y5y6y7=1100010 であるとき,正しい情報ビットはどれか。ここで,a mod b は,aをbで割った余りを表す。
A:1101
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問3]
Q:ファイバチャネル
A:大容量のデータを転送することができるネットワークプロトコルのこと。
Q:NASを利用することによって,達成できるものは。
A:サーバごとに専用の磁気ディスクを搭載して個別管理するよりも,ファイルサーバのようにシステム全体で磁気ディスク群を効率的に利用することができる。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問12]
Q:LAN
A:自社ビル内などの限定された領域に構築したネットワークのこと。
Q:WAN
A:公衆回線(電話線など)により構築された全国規模のネットワークのこと。
Q:NIC(ネットワークインターフェースカード)
A:LAN カードのこと。ほとんどの PC に内蔵されていて、6バイトの認識情報(MACアドレス)が記載されている。
Q:MACアドレス
A:隣接機器のアドレス情報を確認するために用いられる。
パケット情報内では、IPアドレスとは違って、通信機器を通過するたびに書き換わる 項目である。
Q:光ファイバーケーブル
A:雑音に強く、電磁的な干渉を受けない伝送媒体のこと。
Q:IP アドレス
A:送信元と送信先のアドレス情報のこと。MACアドレスとは違って、パケット情報内では不変の項目。
Q:グローバル IP アドレス
A:インターネットで利用時に使用する IP アドレスのこと。
Q:プライベート IP アドレス
A:内部ネットワーク(LAN)で利用する IP アドレスのこと。
Q:IPv4
A:IPアドレスのバージョンで最も主流なものがコレ。
Q:IPv6
A:IPv4 に次いで主流になりつつあるもので、下記の特徴がある。
・128 ビットのアドレス空間を持つ。
・クラスの区分はない。
・プレフィックスは、 [FF00::/8 ]。
・拡張ヘッダを利用することで、暗号化のセキュリティ機能(IPsec)を使える。
Q:ユニキャストアドレス
A:IPv6アドレスのひとつで、1対1の通信に利用するもの。
Q:マルチキャストアドレス
A:IPv6アドレスのひとつで、1対グループ(多数)の通信に利用するもの。
Q:エニーキャストアドレス
A:IPv6アドレスのひとつで、1対グループ内の1人(多数のうちの1人)の通信に利用するもの。
Q:インターネット接続用ルータのNAT機能の説明は
A:プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互に変換する機能である。
[参 平成22年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問36]
Q:TCP,UDPのポート番号を識別し,プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの対応関係を管理することによって,プライ
ベートIPアドレスを使用するLAN上の複数の端末が,一つのグローバルIPアドレスを共有してインターネットにアクセスする仕組みは。
A:NAPT
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問34]
Q:ウェルノウンポート番号
A:標準ポート番号のこと。(FTP、TELNET等)
Q:プライベート IP アドレスの推奨
A:クラス A 10.0.0.0 ~ 10.255255255
クラス B 17216.0.0 ~ 172.31.255.255
クラス C 192.168.0.0 ~ 192.168.255.255
Q:OSI 基本参照モデル
A:システムが備えるべき機能を7階層に分けたもの。
Q:アプリケーション層(第7階層)
A:電子メールなどの利用者間の作業に応じたサービスに関する機能を提供する階層。
Q:プレゼンテーション層(第6階層)
A:データの表現や形式の制御、暗号化や圧縮などを行う階層。
Q:セクション層(第5階層)
A:OSI基本参照モデルにおいて,アプリケーションプロセス間での会話を構成し,同期をとり,データ交換を管理するために必要な手段を提供する層。
Q:トランスポート層(第4階層)
A:誤り検出、フロー制御など情報が確実に送受信されるように通信経路を管理する階層。
Q:ネットワーク層(第3階層)
A:通信経路の選択やデータの中継、転送を管理する階層。
Q:データリンク層(第2階層)
A:隣接する装置間での伝送を制御する階層。
Q:物理層(第1階層)
A:コネクタの形状など、電気的特性を定める階層。
Q:ハブ
A:複数のLANをツイストペアケーブルで接続する集線装置のこと。
Q:LAN間接続装置リピータとは
A:リピータは,同種のセグメント間で信号を増幅することによって伝送距離を延長する。
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問33]
Q:リピータハブ
A:ポストの台数が増えると、伝送路上で衝突が多発し、伝送速度が低下する。
Q:ブリッジとは
A:CSMA/CD方式のLANで使用されるスイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)は,フレームの蓄積機能,速度変換機能や交換機能を持っている。このようなスイッチングハブと同等の機能をもち,同じプロトコル階層で動作する装置。
[参考:平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問32]
Q:レイヤ2のスイッチングハブの機能は。
A:MACアドレスを解析することによって,必要なLANポートにデータを流す。
[参 平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問31]
Q:ルータとは
A:伝送媒体やアクセス制御方式の異なるネットワークの接続が可能であり,送信データのIPアドレスを識別し,データの転送経路を決定する。
[参 平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問35]
Q:ゲートウェイ
A:基本参照モデルの全ての層の機能を持ち、プロトコルが異なるネットワーク間を接続する装置のこと。
Q:パリティチェック
A:パリティビット(検査用のビット)を、データに付加してビット誤りを検出する方法で、下記の種類がある。
偶数パリティ : ビット列中の個数が、偶数個になるように0や1を付加する方法
奇数パリティ : ビット列中の個数が、奇数個になるように0や1を付加する方法
垂直パリティチェック : 一列に対し垂直にチェックする方法
水平パリティチェック : 一列に対し水平にチェックする方法
Q:送信側では,ビット列をある生成多項式で割った余りをそのビット列に付加して送信し,受信側では,受信したビット列が同じ生成多項式で割り切れるか否かで誤りの発生を判断する誤り検査方式は。
A:CRC方式
[参 平成22年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問4]
Q:ハミング符号
A:データに冗長ビットを付加して、ビットの誤り検出と訂正をするもの。
Q:ECCメモリとは
A:障害発生時の影響が大きいサーバにおいて,誤り訂正に使われる。
[参 平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問23]
Q:イーサネットで使用されるメディアアクセス制御方式であるCSMA/CDに関するもの。
A:それぞれのステーションがキャリア検知を行うとともに,送信データの衝突が起きた場合は再送する。
[参 平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問32]
Q:CSMA/CA
A:無線 LAN で採用されているプロトコルで、伝送路が継続して開いていることを確認してデータを送信する方式。
Q:トークンパッシング
A:送信鍵(トークン)を持つ端末だけが、データを送信できる方式のことで下記の種類がある。
トークンバス方式 : 一本のケーブルに複数端末を接続したLANに対応した方式。
トークンリング方式 : ループ状のLANに対応した方式。
Q:TCP/IP
A:インターネットでの標準プロトコルで、階層構造になっている。
アプリケーション層 : ユーザーアプリケーションに対して、サービスを提供する階層。
トランスポート層 : コンピュータと端末間のデータ伝送を制御する階層。
インターネット層 : ネットワークでデータ転送を行うための経路選択や中継を制御する階層。
ネットワークインターフェース層 : データの転送や誤りを制御する階層。
Q:TCP/IPネットワークにおけるARPの説明は。
A:IPアドレスからMACアドレスを得るプロトコルである
[参 平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問33]
Q:TCP/IPに関連するプロトコルであるRARPの説明として,適切なものはどれか。
A:MACアドレスを基にIPアドレスを問い合わせるプロトコル
[参 平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問36]
Q:PPPとは
A:WANを介して二つのノードをダイヤルアップ接続するときに使用されるプロトコルで,リンク制御やエラー処理機能をもつもの。
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問33]
Q:PPPoE
A:データリンク層に該当するプロトコルで、イーサネット上でPPPを使用できるようにしたもの。電話回線を用いたダイヤルアップ接続で使われる通信プロトコル。
Q:IP
A:データをパケットという単位に分割して送信するネットワーク層に該当するプロトコル。
Q:サブネットマスク
A:IPアドレスのうち、ネットワークアドレスとホストアドレスを識別するための値のこと。
Q:サブネットアドレス
A:IPv4におけるホストアドレスの一部分のこと。
Q:TCP
A:トランスポート層に該当するもので、パケット送信のコネクション型通信プロトコルのこと。
Q:IPの上位プロトコルとして,コネクションレスのデータグラム通信を実現し,信頼性のための確認応答や順序制御などの機能を
もたないプロトコルは。
A:UDP
[参 平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問37]
Q:IPネットワークのプロトコルのうち,OSI基本参照モデルのトランスポート層に位置するものは。
A:UDP
[参 平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問36]
Q:DHCPとは
A:TCP/IPネットワークにおいて,IPアドレスを動的に割り当てるプロトコル。
[参 平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問32]
Q:TELNETとは
A:TCP/IPネットワークで利用されるプロトコルのうち,ホストにリモートログインし,遠隔操作ができる仮想端末機能を提供するもの。
[参 平成23年度 特別期 基本情報技術者試験 午前 問41]
Q:IEEE 802.11
A:無線 LAN の標準的な仕様として最初に定められたもので、CSMA/CAを採用している。
Bluetoothと電子レンジは、周波数帯が同じなので影響を受ける。
IEEE802.1xの規格を利用すれば、暗号化鍵を用いた暗号化通信を実現できる。
Q:ネットワーク機器の接続状態を調べるためのコマンドpingが用いるプロトコルはどれか。
A:ICMP
[参 平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問32]
Q:ping
A:ICMPを用いて、ネットワークの接続確認をするコマンドのこと。
Q:TCP/IPネットワーク上で,メールサーバから電子メールを取り出すプロトコルは。
A:POP3
[参 平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問37]