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いろいろ書いてみます。某企業のシステム部のアラフィフのおじさんです。

応用情報技術者試験 問題㉟

Q:インスペクション
A:作業成果物の作成者以外の参加者がモデレータとして主導すること,及び公式な記録,分析を行うことが特徴のレビュー技法
[参 平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問47]

 

Q:ウォークスルー
A:レビューの方法のひとつで、プログラムやシステムの開発者が内容を説明し、その他の者が質問する形式のレビューのこと。特定の処理の開始から終了までの一連の流れを説明するだけで、その他の関連事項についての確認は含まれない。システムの監査などにも適用されている手法。


Q:プロセスのスケジューリングに関する記述のうち,ラウンドロビン方式の説明は。
A:各プロセスを待ち行列の順にタイムクウォンタムずつ処理し,終了しないときは待ち行列の最後につなぐ。
[参 平成25年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問19]

 

Q:デバッグ
A:プログラムのエラーを検出して、修正する作業のこと。


Q:静的テストツール
A:ソースコードを解析して,プログラムの誤りを検出する。
[参 平成26年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問19]

 

Q:動的テストツール
A:プログラムを実行して、実行結果からエラーの検出や品質評価を行うもので、主なツールが下記のもの。
 アサーションチェッカ : プログラム内に指定の時点で動作する条件を配置し、予定通りに作動するか確認するもの。
 カバレージモニタ : テスト結果を蓄積して、網羅率をモニタするもの。

 

Q:バグ曲線
A:品質管理テストで使用するグラフのことで、横軸にテスト項目消化件数、縦軸に累積バグ件数を記載する。通常は、開始当初に多数のバグが発見され、中盤ではバグが数減ることから、 S字形っぽいという特徴がある。開発当初からバグが増え続けたり、バグ数の収束が予測よりも早い場合は、何らかの問題があると考える。

 

Q:ブラックボックステスト
A:プログラムの内部は考慮せずに、入力データと出力結果を確認して、動作を検証する方法で、代表的なものとして限界値分析などがある。

 

Q:ブラックボックステスト
A:被テストプログラムに冗長なコードがあっても検出できない。
[参 平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問47]


Q:限界値分析
A:テスト対象をグループに分割して、各グループの境目の両隣の値をテストデータとして選択する方法。

 

Q:ホワイトボックステスト
A:内部構造に基づいてテストデータを作成する。
[参 平成23年度 特別期 基本情報技術者試験 午前 問49]

 

Q:テストカバレージ分析ツール

A:ホワイトボックステストにおいて,プログラムの実行された部分の割合を測定する。

 

Q:命令網羅
A:プログラム中のすべての命令を少なくとも1度は実行させるテストケースのこと。
どんな条件でも、とりあえず命令を実行さえすればOKとする。

 

Q:判定条件網羅(分岐網羅)
A:真と偽を少なくとも1回以上実行して、すべての枝分かれのテストをする方法のこと。分岐が2つある場合、下記を行えばいい。
 テスト1回目 : 分岐1がtrue 分岐2がfalse
 テスト2回目 : 分岐1がfalse 分岐2がfalse
 この場合、分岐1がfalse 分岐2がtrue ・ 分岐1がtrue 分岐2がtrue が行われない。


Q:条件網羅
A:判定条件の真と偽の組み合わせを網羅し、かつ、少なくとも1回は実行するテストケースのこと。if A or B [1] else [2] という分岐があれば、それぞれの条件でtrue/falseとなるテスト(下記)を行えばいい。
 Aがtrue Bがfalse → 結果は[1] / Aがfalse Bがtrue → 結果は[1]
 この場合、結果[2]が出力されるテストケースが行われない。

 

Q:複数条件網羅(分岐条件網羅)
A:全ての起こりうる真と偽の組み合わせをテストするもの。

 

Q:共通フレーム
A:ソフトウェアライフサイクルの項目を定義し、標準化することで利用者と開発側の認識を合わせるために策定されたもの。ソフトウェアライフサイクルは「企画 → 要件定義 → 開発 → 運用 → 保守」と進める。
プロジェクトの特性や開発対象に合った、手順、アクティビティ、タスクなどを適用していく。

 

Q:スタブ
A:トップダウン方式で結合テストを行うとき,特に必要となるものはどれか。
[参 平成25年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問50]


Q:ドライバ
A:ボトムアップテストの特徴。
[参 平成19年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問46]

 

Q:リグレッションテスト(回帰テスト
A:プログラムを修正したことによって,想定外の影響が出ていないかどうかを確認するためのテストである。
[参 平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問48]


Q:一斉移行方式
A:新システムヘの移行時のトラブルの影響が大きい。
[参 平成21年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問55]

 

Q:段階的移行方式
A:支店や拠点ごとに、旧システムから新システムへ段階的に切り替える方式のこと。

 

Q:パイロット移行方式
A:限定した部門で新システムを導入・観察した後にほかの全部門を移行するので,移行に関する問題が発生しても影響範囲を局所化できる。
[参 平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問56]

 

Q:システム開発委託先(受託者)から委託元(委託者)に納品される成果物に対する受入テストの適切性を確かめるシステム監査の要点はどれか。
A:受託者から納品された成果物に対して,委託者が受入テストを実施していること
[参 平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問59]

 

Q:ウォーターフォールモデル
A:開発工程を設計,実装,テストなどに分け,前の工程が完了してから,その成果物を使って次の工程を行う。
[参 平成21年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問45]


Q:プロトタイピングモデル
A:小規模のシステム開発に有効な手法。
開発の早期段階で試作品(プロトタイプ)を作成して、利用者が確認し、評価しながら進めることができるので、要求通りのシステム構築が可能。


Q:スパイラルモデル
A:要求分析から実装までの開発プロセスを繰り返しながら,システムを構築していくソフトウェア開発手法はどれか。
[参 平成23年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問50]

 

Q:ソフトウェアライフサイクルプロセスにおいてソフトウェア実装プロセスを構成するプロセスのうち,次のタスクを実施するもの
〔タスク〕
・ソフトウェア品目の外部インタフェース,及びソフトウェアコンポーネント間のインタフェースについて最上位レベルの設計を行
う。
・データベースについて最上位レベルの設計を行う。
・ソフトウェア結合のために暫定的なテスト要求事項及びスケジュールを定義する。
A:ソフトウェア方式設計プロセス
[参 平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問46]


Q:CMMI (統合能力成熟度モデル)
A:ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである。
[参 平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問49]


Q:PMBOKによれば,脅威となるマイナスのリスクと,好機となるプラスのリスクの,どちらのリスクに対しても採用される戦略は。
A:受容
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問54]


Q:PMBOKのプロジェクト統合マネジメントにおいて,プロジェクトスコープの拡張や縮小を行うのに必要なも。
A:変更要求
[参 平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問51]


Q:PMBOKの統合変更管理プロセスにおいて,プロジェクトのプロダクト,サービス,所産,構成要素などに対する変更と実施状況を記録・報告したり,要求事項への適合性を検証する活動を支援したりする活動。
A:コンフィギュレーション・マネジメント
[参 平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問51]

 

Q:ISO21500
A:プロジェクトマネジメントの国際標準規格で、5つのプロセス(プロジェクトライフサイクル)に分類したもの。プロジェクトの初期には、不確実性によるリスクが高く、プロジェクトの進行に従い徐々にリスクは減っていく。
プロジェクトの必要人員は、初期には少なく、中盤に多くなり、終盤にはまた少なくなるのが一般的。

 

Q:立ち上げプロセスグループ
A:ISO21500の1番目のプロセスで、プロジェクトを定義して開始するまでのプロセス。達成すべき課題を明記したプロジェクトスコープ記述書暫定版、最終成果物、作成期限、プロジェクトマネージャー、プロジェクトメンバー、組織予算などを決め、プロジェクト憲章としてまとめる。プロジェクトマネージャーには、責任と権限を明確にさせておく必要がある。

 

Q:計画プロセスグループ
A:ISO21500の2番目のプロセスで、目標達成のための方法を計画するプロセス。
プロジェクトマネジメント計画書を作成し、プロジェクトの目標と範囲(スコープ)、スケジュール、役割分担、コスト、課題、リスクなどを明確にする。
プロジェクトの利害関係者(ステークホルダ)へ向けて、プロジェクト方針書を示す必要がある。


Q:JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば,プロジェクトマネジメントの"実行のプロセス群"は。
A:プロジェクトマネジメントの活動を遂行し,プロジェクトの全体計画に従ってプロジェクトの成果物の提示を支援する
[参 平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問51]

 

Q:コントロールプロセスグループ
A:ISO21500の4番目のプロセスで、作業を監視し、計画と異なる場合に修正を行うプロセス。

 

Q:終結プロセスグループ
A:ISO21500の5番目のプロセスで、最終成果物について承認を受けるプロセス。

 

Q:RACIチャート
A:責任分担マトリクス(RAM)の代表的な図表で、表の行に行動を、列に担当者を割り当て、役割を4種類に分けたもの。
 実行責任者:R  説明責任者:A  協業先:C  報告先:I


Q:WBS(Work Breakdown Structure)を利用する効果。
A:作業の内容や範囲が体系的に整理でき,作業の全体が把握しやすくなる。
[参 平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問50]


Q:PMBOKWBSで定義するものはどれか。
A:プロジェクトで行う作業を階層的に要素分解したワークパッケージ
[参 平成23年度 特別期 応用情報技術者試験 午前 問50]

 

Q:プロジェクト資源マネジメント
A:プロジェクトの達成のために、物的資源を適切に管理すること。


Q:プロジェクトマネージャ
A:プロジェクトの責任者のこと。
プロジェクト計画の立案、資源の確保、予算、納期、品質などの全てに責任を持つリーダーのこと。


Q:PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)
A:あるプロジェクトのステークホルダとして,プロジェクトスポンサ,プロジェクトマネージャ,プロジェクトマネジメントオフィス及びプロジェクトマネジメントチームが存在する。ISO 21500によれば,組織としての標準化,プロジェクトマネジメントの教育訓練,プロジェクトの監視などの役割を主として担う